1人での休日
「承知の上よ。それじゃ今度は帝国のことを救った後にちゃんとしたデートをしましょうね。私が帝国を案内するから」
「ジュナが案内してくれるなら楽しみだ。期待しているよ」
ジュナと亜人市場でわかれ、俺は明後日に備えて運動がてら魔法の練習をするためにコミ探し、魔法の前のような練習をしようと誘うがコミには全力でふられる。前のがよほどこたえたのか。そんな激しくしたつもりはないんだがなぁ。ぶっとうしで1週間もやったのがいけなんだろうか?
俺はコミにふられたあと今度はオルゴロスを探してみつけるとオルゴロスは
「主人は少し働きすぎと言いますか日々戦いに明け暮れているのですからたまにはちゃんと休んだらどうですか?ほら、ジュナ様とでーと?とやらをするとか」
「それはもうやった」
「おー。主人もすみにおけませんな。でーと?はもう終わったのですか?」
オルゴロスは俺に聞き、俺は「終わった」というと
「それでは休むとよろしいでしょう。私はチドラのやつのブランクを取り戻すために奴とギリギリまで戦うので明後日までは私がいないものと思っていてください。それでは」
オルゴロスは俺にいうと空間魔法でどこかに去り俺はしょうがなく明後日まで大人しく屋敷にこもり休む。
帝国に攻める日を決めた朝になり、俺はいつまでも幻の大地の屋敷でゴロゴロしていると俺の部屋に誰かが入ってきて俺が寝ている布団を揺らす。
「キナ起きて。もう朝よ。今日は大事な日なんだから早く起きなさい」
「ん、んー。まだ眠い。もうちょい寝かせてくれ」
あれだけ修行したいと思っていた俺だが1日の長い休みをゴロゴロしているとそんなことも思わなくなった。
「キーナー。起きないと唇塞いじゃうわよ」
ん、んー。ジュナならいいかも。なんかもう朝からそれなら体調というか調子がかなりうまくなりそう。
「ほら。ラガーオークの方々が1人ずつキスしてくれるらしいですよ。オスメス関係なく」
「すいません!起きるので勘弁してください!」
俺は布団から飛び起きて土下座でいうとジュナは軽く笑いながら
「ふふ。ラガーオークのみなさんがそんなことするわけないじゃない。それよりもうみんな集まってるから早く屋敷の外に来なさいよね。キナが来ないとみんな帝国には行こうとしないんだから」
「あ、ああ。そうだな。すまない。それじゃ着替えてから向かうから先に行っていてくれ」
俺はジュナに言うとジュナは俺の部屋から出ていき俺も支度をして屋敷の外へとでた。




