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破滅転生〜女神からの加護を受けて異世界に転生する〜  作者: アークマ


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ジュナによるキナ攻め

「明後日か。皆明後日でいいか?」


 俺は会議に参加している仲間たちに聞くと


「かまいません。私はキナに従いますから」


 ジュナは俺にかえすと他のみんなもちろんはないのか俺の意見に頷く


「それでは明後日!帝国を攻めるから皆屋敷の前に集まってくれ。明後日までは各々ちゃんと準備をするように」


 俺はホワッツやアルフレ達に言うと俺とジュナ以外のみんなは大広間から出て行く。


「ジュナ。君は明後日までどうする気なんだ?」

「そうね。私は今日はこの後準備して明日はひたすら休むわ。決戦前日だからね。体調とかベストにしておかないとね」


 そうだな。それがいいんだろうなきっと。だけど俺は


「ジ、ジュナ。その、予定を変えてはもらえないだろうか?」

「ん?予定を変える?なんで。別にいいけど何かあるの?キナ」


 そりゃ予定を変えてもらうんだからあるに決まってる。今回のは赤のメギス戦前とは違って本当に最後の戦いだ。だから。


「デ、デ、デ、デー」

「デー?今日は何の日かを聞きたいのかしら?別に決まってないけど」


 デーまできたらわかるでしょ!くそぅ!転生する前は女性経験が全くないからデートって言葉にして誘うのが難しい!あんなくそな妹は女性には入らないし!あ、ミワじゃねぇよ?転生する前の俺に死ぬ原因、というかあいつのせいで死んだんだがその妹のことよ!


「ふ、ふふふ。あははは!もうキナって案外可愛いとこあるのね」


 俺がぶつぶつ独り言を言っていると急にジュナは笑いだす。

 も、もしかしてわかっててからかっていたのか?ジュナは


「さ、最初から気づいていたのか?」

「ふふ。まぁ何となくね。でも少しなんか安心したわ。キナって何でもできるから私をデートに誘うのもスマートにくると思ったのにまさか奥手だなんてね。ほんと可愛いとこあるじゃない」


 くぅ。してやられたような気分だ。弄ばれるだなんて。

 俺が下を向いて落ち込んでいるとジュナは俺の顔を上にあげさせると俺の口にキスをしてくる。


「ごめんね。意地悪しちゃって。これで許してくれないかしら」

「ぶ、ぶふぉ」


 か、可愛いすぎる。俺の、将来嫁さん予定の人こんな可愛いすぎていいのか。

 俺は急なキスに鼻血を鼻から大量に吹き出してしまう。まだまだ免疫ができてないからな、慣れないぜ。くそぅ。

 ジュナは俺の鼻血が落ち着くのを待ってくれた後に俺とジュナは亜人都市の市場に向かった。

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