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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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詩がきらいなひと

 『詩がきらいなひと』



詩がきらいなひとは

正しいひとだ

まじめな社会を生きている


ジグソーパズルの型がぴったりはまれば

詩のはさまる隙間はない

隙間があるから

そこから漏れだすのだ

詩が


ジグソーパズルの型がぴったりはまりながら

詩がきらいなひとは

詩が好きなフリだけしてくれる

情緒があって

好きだというのだ

歌が


情緒のない歌は歌ではないと彼らはいう

あたりまえだ

詩は歌ではないのだから


詩がきらいなひとも歌は好きらしい


どう違うのだろう





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― 新着の感想 ―
 ………………。  川柳や狂歌限定で、近代以降の詩が苦手な私はどっちの部類に入るのでしょうか……。  やはり社会不適合者……?
[一言]  ジグソーパズルの欠けたピースを作るように、詩を描いています。  詩だけじゃないけど。  てか、私。欠けてるっていうか。  埋まってるピースのほうが、まばらだよ。
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