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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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詩と音楽

 『詩と音楽』



詩と音楽は

体と言葉のように

切り離せないもののはずなのに

どうして簡単に離れてしまうのだろう


出会いと別れが眼の前で

縁などなかった二人のようにすれ違っていった






 『本物の詩人』



本物の詩人は

詩について語る時にも

意味のわからないことばで話す

だからね

わたしは

本物の詩人じゃないんだろう



あっ

でも



日常会話では

よく言われるけどね

おまえの言うことは意味わからんって



ごめんなさい


口下手なだけです






 『詩につける感想』



詩につける感想は詩であるべきである

つまり絵画を見て感想を言うのなら絵を描くしかないのである





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― 新着の感想 ―
 感想は 抽象なしが理想的  詠む者常に かくとあらずや  ──これじゃダメですか?
[一言]  わけのわかる言葉で、わけのわかんないことを言うのも、詩人かもしれませんよ?  てか、私も詩人ではないですねぇ(笑)
[一言] 『詩につける感想』、ストイックに過ぎるかなー。一般ファンの否定になりかねない。でも、まぁ、うん、キラいぢゃないわ☆彡
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