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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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あかさたなはまやらわをん

 『あかさたなはまやらわをん』



愛ということばに

運が走ってった

エロい感情漏れそうなのかな?

お気をつけて


神ということばに

きみは走っていく

楔を打ってもらいにいくのかな?

けっしてコケたりしないでね


探しているのは

神話の一部

崇高な愛をダメにするために

性交の愛をよしとするために

それでも星の一部だけ信じて


松明を掲げろ

チンコを照らせ

遂に見ることができるなら

テキトーな冒険も無駄じゃなかった

とうとう……辿り着いた


なにもない場所

にっちゃりと暗い洞窟のなか

濡れた太ももを気にもしないで

ねっとりと絡みつく真実に

のろのろと近寄る無謀な冒険者


ははははは

ひひひひひ

ふふふふふ

へへへへへ

ほほほほほだけは言わずに


真っ暗なそこを照らす

未知の領域が明るみに

無駄に明るいLEDライト

盲たコオロギそこらで跳ねる

もーっ!


やっと

ゆめみた

よろこびに会える


ライトが消えて

リセットされて

留守番電話の

霊が出る

ロックなBGMに乗って


わーっ!


ををををーっ!


……ん?



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― 新着の感想 ―
 神話なら『いろはにほへと』ですね。  意外な存在に驚きますよ。
[良い点]  伏せ字すら使う気ない点。 [一言]  伏せ字を使うと、感想欄で、的外れな推理をして「○」の中を埋めてくる阿呆がいるせいですね。  あれ? 誰のこと????  ちっ! 対策練られたか!…
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