表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

336/358

命短し書け書け小説

人生は

まだ何十年もある

って

思ってる?


「あなたは三日後に死にます」

そんなことを

毛むくじゃらの怪しいおじさんに

ニヤリとしながら言われたら

たとえそれが信じるか信じないかの話だったとしても

もしかして信じなきゃいけないものかもって思えてしまったら

どぉする?


あたしは

どぉする?

書く書く

小説


ポエムじゃないよ

命を削ってポエムを書いても

読んでくれるのはおかしなひとばかり

そうわかったから


書く書く小説

小説を書くの

書きたい小説

いっぱいあるの

でもでも体力

ミジンコ並みなの

書く書くうちに

死んでしまいそうになるの


助けてティーチャー

教えてよ

あたしは本当にあと10年も生きられないの

教えて

ううん

教えなくていい


どうせそれまでの短い命を

燃やし尽くせるような必死のパワーは

あたしには宿りようがないから


ああ

今日も疲れたなあ

書く気も起こらないし

スマホゲームやって寝よ

いいんだ

あたしの人生はまだ10年近くはあるから

たぶん




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ……(´;ω;`)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ