失敗詩集
『悲劇を起こさないために』
夜明けの道は
気をつけて歩こう
大きなガっちゃん
踏まないように
パタパタしてる
フンフンしてる
ガっちゃんが
精一杯生きている
渦巻く模様を見せつけながら
『ヨコバイが飛ぶとき』
ヨコバイが飛ぶとき
それは一瞬この世から消える
どこへ行ってるのだろう
そしてすぐに帰ってくる
どこへ行ってたのだろう
ヨコバイに聞いても
人間にはわからない表情で
ただ黙っている
『いじょーしゃ』
あたしは
いじょーしゃ
あなたと同じ
左の胸に
入口あけて
そこからザクロを取り出すよ
『糸こんにゃくと落ち葉』
糸こんにゃくを地面に落としてみれば あっという間に汚らしい落ち葉がまといつき ここで一番書きたかったフレーズを入れる予定が忘れてしまった なんだったっけ なんだったっけ 永遠にもう戻らない
『いつか自分は凄いやつだと思い続けて』
自分が自分として産まれたことには意味があると思っていた。自分がこの世の主人公だと思っていた。いつか自分は凄いやつになれる。神様が自分の人生に凄いものを与えてくれる。そう思っていた。
いつまでも思い続けることはできない。
何もない人生に私は疲れてしまった。
『世界一怖いホラー永劫回帰』
死んだら自分じゃないものになれるんだ
ただ一回きりの人生よさようなら
死んでみた
なにもなかった
それが永遠に、繰り返される
『時計の部屋』
ただ
抱きしめて
巨漢の老兵士
のっぽの鋼鉄兵
甘い声で
歌って
埃の淀む
この部屋で
ぜんまいの音が鳴り続けるが
けっして響くことはない
この部屋で
『ガブリゴ』
カプリコは
その名の通り カプッと 噛みついて
さくさくさくと食べるものだけど
ガブリゴは
その名の通り ガブリと食いついて
虫しゃぶしゃぶ里食べるものなり
ゆえに人間は
罪を犯しながら 走ることを許されているものなりよ
わかるかねチミ
まぁわからぬであろうな
どうせくだらないなどといって 一笑に付すのであろう
くだらないことなど 誰にわかるというのか
音声入力メモのままコピペしたのだが
書いた私にすら意味がわからないというのに
『完成形』
完成形を
崩して
また
手が加えられる形にする
粘土のような
やわらかさ
失ったからだに
水を与えよう
そしてまた
新たな完成形にして
心ゆくまで
眺めたら
またやわらかくして
形をなくすほどに崩して
また新しい完成形をめざして
世界に羽ばたかせるのだ
それが完成形の価値だから
そこにしか完成形の価値はないから
私は完成させるたびに
崩すのだ
しばらくお休みしますm(_ _)m




