291/361
自由に、自分らしく
『自由に、自分らしく』
自由に、自分らしく、生きているひとは
教祖様に祀り上げられかけたり、激しく嫌われたりしがち。
好きなひとの目の中では他にないほどキラキラと輝くけれど、
好きじゃないひとの目には触りまくって、存在を消せと命令されたりする。
従順に、社会を重んじて生きているひとは
目立たないからとてもお得だ。
みんなの中にまぎれるから、みんなと違うことを悩まなくていいし
出る杭みたいに打たれる心配もないし
存在を消せと命令されることもない。
でもほんとうは自由が欲しくて、自分らしさも欲しいから、自分の代わりにそれを叶えてくれるひとを探して
自由に、自分らしく生きているひとに想いを託す。
自由に、自分らしく生きているひとが、羽ばたけば
我がことのように手を叩き、もっと高くまで飛んでと声援を送る。
自由に、自分らしく生きているひとが、転んで傷つけば
みんなと同じようにやらないからだと厳しく批判を送る。
そして安心で、安全な場所で、今日も社会を重んじて生きる。
それが自分らしさなのだと信じて疑わずに
あのちゃんのことはもう忘れてる。




