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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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ガンビーム

高校生の頃書いた歌詞

お星さま

睨む

空の外


一体いつまで

ぼくはここに

いなくちゃ

いけないの


もしも孤独に終わりがあるなら

どうか今すぐそれをくれないか

こんな虚しい真空地帯

すぐに抜け出しててってー



地上では

うごく

人の群れ


閉ざされた

宇宙

お星さま

セキラキラ


もしもぼくの煌めく眼光に

地球滅ぼす力があるなら

憎き明るい緑の星へ

破壊光線ビビッビーム



だから歌うよ



ガンビーム

まっさかさ




もしぼくが人間になれたなら、きっと世界を滅ぼすことを企むだろう


明るい空気を楽しむよりも、暗いところに閉じこもってるのがお似合いだからさ


きっとぼくが動けたら、世界を滅ぼすガンビームを作るだろう


そのために勉強して、偉くなって、嘘つきどもに囲まれて、ちやほやされて


それでも……いや、だからこそ! 決意揺るがず、完成させるなり殺人光線を全世界にばらまくだろう


そしてぼくはひとりに戻るんだ


やっとほんとうのひとりに戻れるんだ


もう、誰も目障りなやつは存在しない!


キャッホー! メーデー! メーデー! メーデー!




どうか歪んだぼくの眼光に

地球滅ぼす力をおくれ

嘘つきばかり緑の星へ

破壊光線ビビッビーム



だから歌うよ



ガンビーム

のどけきや




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― 新着の感想 ―
 変身忍者? いや、まさか……。 
[一言]  雑踏のなかでひとりより。  空白のなかでひとりを選ぶのですね。  どうせひとりなら、そのほうがいい。  ひとと居られる誘惑を跳ね除けて、孤独を再び選ぶ、頑なさ。  孤高なのか、意固地なの…
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