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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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くるみ

ねぇ、くるみ 一日18時間

働き通しで ぼくは見捨てられていくのかい


アポとっても もう会ってくれないかもしれない

こんなぼくなら 癒やしてもくれないのかい


ねぇ、くるみ

ラブソングは歌うことのないやつが書くものだなんて いわせっぱなしでいいのかい


きみのなかにはうたわずにいられないほどの愛があるのに

悔しくないのかい


その愛がいまは他を向いている

ぼくに向いたらキバを剥く

いつからこんなことに

なってしまった



なかったことは思い出せなくて

良かったことはもうここにはない

君のラブソングが聴けないなんて

どんなことよりぼくには痛い


笑いあった日々は幻じゃない

でも幻のほうがよかった気持ちになる

こんなことなら知らなければよかった

君のあたたかいぬくもり



あたたかいぬくもり

って

重複かなあ?

君ならわかるはずだろう


ねぇ、教えてよ

ねぇ、くるみ


もう一度

側で笑って






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― 新着の感想 ―
[一言]  ラブソングは歌うことのないやつが歌うもの???  むしろ、歌はすべて「なにか」へのラブソングであるべきでは???
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