表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

177/358

余命知らん

あなたは心臓病です

余命は知らんけど

いつか死にます

そう言われて

あーもうすぐ死ぬのなら

お金は使わな損々

借金

借金

膨らむ

借金

そんなあるあるに

私は泣かされて

これからも生きていくのだろう

死ぬまでどれくらいか知らないけど

余命知らんを生きていくのだろう


薬がすべて燃えてなくなってしまった

まぁいいや

この五年で一回しか発作起こってないし

発作起こっても水のがぶ飲みで収まるってわかったし

あーはいはい

大丈夫

大丈夫

きっと

大丈夫

こんな時に限って

命に関わる大発作

救急車で運ばれて

入院でまた借金が膨らむ

そんなあるあるに

来られてたまるか


余命なんて知らんし

知りたくもないけど

早く死にたくもあるし

長生きしたくもある

こんないい加減で

不摂生で

借金だらけで

チャランポランなやつに限って

なかなか死なないのだろう


余命が

一年と知ったら

ショックだろうし

とんでもなく長かったら

そんなにいらんって思うだろうし

やはり余命はほどほどが

ちょうどいいのだろう


知らんけど




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 「余命」=「余すところの命」  余らせてる場合じゃあない!
[一言] ヾ(´;ω;`)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ