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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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172/358

しいなここみ詩集ラヴの大爆発

しーっ

いまいいところなんだから

ないてもいいけど

こえはひそめてね

ここは

みたこともないような

詩で溢れているの

集まれみんな

ライブみたいに踊ろうよ

ヴィンテージのレスポール持ち寄って

のうのうと楽なところにいるあのおっさんを

大きな声で あははは

爆笑してあげよう

発売禁止にするならそれでいいよ


しまった

いってはいけなかった

なんてことだ

こんなことがあろうとは

ころされる

みなごろしだ

詩なんか詠んでしまったから

集められて

ラグジュアリーな部屋で

ヴーンという音のする電気椅子を使って

のうのうと楽なところにいるあのおっさんどもに

大合唱の中心地に

爆竹爆ぜるように

発教


しんとなった部屋で

いい匂いが漂いはじめる

なんだと思う? この匂い

これはね

これはねこれはね

みんな喜べ!

詩が復活した匂いだ!

集合体恐怖症のひとも

ラテンなノリノリのひとも

ヴァラエティーに富んでていいはじまりだ!

のうのうと脳みそ硬化したあのおっさんを

大きな声で! 再び笑おう!

爆笑の復活だ!

発車しんこーう!



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― 新着の感想 ―
[一言]  神様ったら、ひとりで弾いているふりして、ふたりめが隠れてて。  シンガーが、ライヴの最中に、それを暴露してしまったりもしますしね。  グラハムってば♡  ……爆笑なんだ?
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