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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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きょうかん

 『きょうかん』



わたしはきょうかんのことがきらい

あのひと

さわやかなかおして

なにかんがえてるかしれたもんじゃない


みんなおなじじゃなけりゃいけないなんて

わかることしかだいじじゃないなんて

みんなのむすびつきをつよくするために

おしつけられるこうでなきゃがきらい


きたないものはきらいだなんて

おひげのそりあとさらしていう

そのうすいくちびるにわごむたたきつけてやりたい

そんなことできないじぶんがきらい


きょうかんだからってえらぶらないでよね

きょうかんだからっておしつけないで

きょうかんだからってなかまにしようとしないで

きょうかんのやさしいそのえがおがだいきらい



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― 新着の感想 ―
[良い点]  教官と共感がかけてあるのですね。  ズイム軍曹〜! 「宇宙の戦士」は読んでないんでしたっけ? 「夏への扉」だけ?
[一言] ムムム 何の教官かしら そもそも“教官”なのかしら??
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