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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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151/358

意味を追ったら起こること

 『意味を追ったら起こること』



これはどういう意味?

これはどうなっていくの?

これはこういう意味だろう

どうせああなって行くのだろう


そんなふうに

意味を追いかけ文章読めば

ことばがそこに取り残される

人はどんどん先を追い求めてしまって

早いスピードでことばを置き去りにしてしまう


そう読まれたい文章ならそれでいい

意味を伝えるための道具でいいって

ことばが思ってるならそれでいい


でも詩の文章よ

あなたがそんなでいいの?


あなたは道端にでんと存在する

一個の言格げんかくなんだから

もっと自分を大切にしてよ

自信をもって

あなたはただの道具なんかじゃないんだから

意味なんかなくたって存在してるんだから

繰り返し

繰り返し

読まれるような

そんな味わい深い物体になりなさい


意味を追わせたら

ことばは道具にされてしまうから

意味なんてわからせるな

ひとつ注意

あんまりやりすぎると

誰も読んでくれなくなるけどね



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― 新着の感想 ―
 ダダイズムとかシュルレアリスムって苦手なんですよねぇ……。
[一言]  意味を探れずに、手触りだけで読んでしまうこともあるんですけどね(苦笑)  紙と石が別にあるみたいな、文字と意味の併存が望ましいのかも。  ↑例え、わかりにくいかな?
[一言] 意味を忌み  居見做し入澪 漿出だして  いみをいみ  いみなしいみお  みいだして m(_ _)m
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