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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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肉じゅばんに寝転んで

 『肉じゅばんに寝転んで』


 肉じゅばんに寝転んで

 おひげのチクチクをてっぺんに感じながら

 コケコッコーの夢をみる


 あったかい肉じゅばんは

 あんぱんの匂いがして

 私はつい一口

 噛んでしまった


 目玉焼きを作ろう

 さっさと起き上がって

 丁寧な弱火で作ろう

 そう思っても

 あまりに心地いい肉じゅばん

 それが私を離さなかった


 助けて

 起こしに来てよマイ・ウィーセル

 しかし白い神の使いは

 夢であったように姿もなく


 ああ

 私はこのまま

 シェイキッ

 シェイキッ

 低能なまま はい

 肉じゅばんに溶けていくのだろう


 弱虫な朝

 鋼鉄の音がする窓の外

 私はそのまま

 一生外へ出られない生き物になってしまった





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― 新着の感想 ―
[一言]  イタチ、迎えにきてあげて!  にくじゅばん?  タイツ式のやつでなくて、着膨れするほうでしょうか?  歌舞伎とかなんだ?
[一言] まぁ!?  (*´°艸°`*)
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