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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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勇気をもった蛙

 『勇気をもった蛙』



勇気をもった蛙がどんな気持ちで死ぬまで生きたか僕は知らないけど

孤独を抜け出して砂粒になろうとしなかったのは

僕にもわかる気がする




勇気をもった蛙がどんな悲しい思いをしてたか僕は知らないけど

ほんとうのことを愛とユメで覆い隠したのは

僕にもわかる気がする


勇気をもった蛙がどんな思いで世界を見てたか僕はわからないけど

『戻るも進むもどちらも悲しい』

そう考えたのは

僕にもわかる気がする



優しい歌が流れてきても

もう彼はそれを

バラバラにすることしかそれだけしか考えられなかった

らしい



君は幸せさそして偉いよ

だって作られたものにそんなに素直でいられる





勇気をもった蛙はかわいいひとに恋をしてたと僕は知ってるけど

『戻るも進むもどちらも悲しい』

それでもそう考えたのは

僕にはわからない気がする



悲しい歌が目の前にあっても

もう彼はそれを

バラバラにすることしかそれだけしか考えられなかった

らしい



君は幸せさそして偉いよ

だって作られたものにそんなに素直でいられる





勇気をもった蛙を誰か探して

最近彼はどこにも見当たらない

勇気をもった蛙は何も出来ないけど

彼だけがほんとうのことを

確かに知っている

から




大学生の時に書いた歌詞です。


ちなみにニーチェにどっぷり毒されていました。

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― 新着の感想 ―
[一言]  ニーチェに対して、いらぬ誤解を抱いたかもしれません(笑)  私は、フルーチェにどっぷり毒されて——はないな。  ちょっと、ニーチェ勉強してきます。  あ、ひとつ知ってる!  神は死ん…
[一言] 哲学科やったんやっけ? 
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