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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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ムイムイさん

 『ムイムイさん』



ムイムイさんは

どんな夏休みもムイに過ごしてきた

カチもムカチもどーでもよかったので

ゴロゴロとスイカばっかり食べて生きていた

息をしてるだけのオンナだった


秋になればナシを食べる

秋深まればカキも食べる

バナナだったらいつでも食べる

コタツ出したらミカンを食べる


食べる

食べる

食べる


食べる以外にすることないから


食べながら遠い故郷のことを想う

自分は遠いムからやって来たんだよなって

想うけど思い出せない

あまりにムイムイって名前に慣れすぎて

自分が元々誰だったかも思い出せない


いーや


ムイムイさんは今日もクダモノを食べる

ケダモノのようにではなく

ケダルイモノのように



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― 新着の感想 ―
 ビタミンの摂り過ぎで下さないかが心配です。
[良い点] すこ♪ [気になる点] ヒマンマンマン [一言] イモムシをムイムイさんと称する向きもありますなー ケダルイモをモグモグするムイムイさん
[一言]  クダモノをクダラナイモノのように食べなくて良かったです。  海に沈んだムイ帝国の生き残りめ!
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