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しいな ここみ 詩集 『ラヴの大爆発』  作者: しいな ここみ


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ハイリーン

 『ハイリーン』



自動筆記ではみ出たものに

何かを感じてわたしは泣ける

膨らみすぎたハラボテ・マッスル

鉛筆のようにわたしは裂ける


この世のどこにもない避雷針に

落ちたカミナリガミナリバリーン


ただわたしは今ここに立って

やがてやって来るものをただ見つめてる

児童文学気取った心に

ハラハラしながらわたしは駆ける


どこまで行ける

どこまで行けることだろう


南だ


でもなかった

南なんて場所は



しかし南のほうから

やって来たハリケーン


バリバリン

バリンとすべてを呑み込み破壊して


わたしもあの中へ飛び込もう



ハイリーン

こんにちは

熱帯低気圧のご機嫌いかが?




付き纏う意識のぬるぬるするに

何も感じずわたしは笑う

膨らみすぎたハラボテ・マッスル

抱えて元気なわたしが笑う






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― 新着の感想 ―
[気になる点] 委員長「真弓くん。なにもそんな眉間にしわ寄せて、難しいこと考えんでも、ええやんけ?」(←アニメ版、続編アニメ化おめでとうございます) [一言]  だめよ。  ハリケーンミキサー  竜…
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