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アルステナの箱庭~仮想世界で自由に~  作者: 神楽 弓楽
一章 始まりの4日間
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58話 「必勝パターン? 」



「あぁぁ……疲れた」


 桟橋に上がったユリの第一声はそれだった。


「……どうした。何があったのだ? 」


 思っていたよりも早く上がってきて、疲れきった様子のユリに老人は、心配して声をかける。


「いや……うん。ちょっと疲れたから帰ってきた」


 ユリは言いかけて、その拍子に自分を食べようとしてきたサメを思い出して体を震わせた。そして、そのまま力が抜けたように桟橋に座り込んでしまった。


「……そうか。まぁ、そりゃそうなるじゃろうのぅ。あのような湖に飛び込んだのじゃからのぅ」


 そんなユリを見て察した老人は、さもあらんと納得した表情で湖面に目を向けた。


 鏡面のように揺らぎのなかった湖面には、老人が見ている間に三日月上の背びれが1つ、波紋を生じさせながら浮かび上がった。


 1つから2つ、3つから4つ……と、湖面に波紋を生じさせて特徴的な血鮫の背びれが湖面に浮かび上がってきていた。明らかにその数は、先程よりも増えていた。


 湖底の血鮫が、空いた空間を埋めるように浮上してきていたのだ。



 湖を眺めていた老人は、ふと水中に茶色いまだら模様に黄土色の体表をした長い綱のようなものが漂っているのに気付いた。


「む? 綱魚(ロープフィッシュ)か? 」


 老人は、ユリが先程倒したウツボに似たモンスターを見てその名前を呟いた。その綱魚は、ゆったりとした動きで水面近くの水中を体をくねらせて泳いでいた。


「本来ならば、岩の隙間に隠れているようなモンスターじゃが、このような姿を隠す場所もない水面近くを泳いでいるとは珍しいのぅ。やはり、湖面にモンスターが異常に集まってきておるようじゃの」


 本来、綱魚は岩の隙間などに隠れ潜み、獲物が近づくとその長い縄のような体で獲物に巻きついて動きを封じた後に捕食するモンスターである。そのため、綱魚が身を隠す場所もない水中を漂っていることは珍しかった。


 始まりの町周辺のエリアで起きている異常事態が、この湖にまで及んでいることを老人は改めて認識した。


「……ふむ。まだ陸に上がってくる様子はないが、それも時間の問題かのぅ」


「……? 魚が陸に上がれるのか? 」


 隣で座り込んでいたユリは、老人の発言に顔を上げて尋ねた。


「出てくるぞ。出てこれないモンスターも少なくないが、陸に上がれるモンスターは、陸に上がって街に向かっていくじゃろうな」


「えっ、でも呼吸とか大丈夫なのか? 水中じゃないと魚って呼吸できないはずだろ」


「残念ながら大丈夫なんじゃよ。この湖のモンスターには、陸でも活動可能なモンスターが多くおる。水中よりは、格段に移動速度は落ちるじゃろうが、中には毒持ちがおったりもするから、陸でも相手にしようとすると中々にめんどなものは多いぞ」


「ふーん、そうなのか……」


「まぁ、実際に見れば分かることじゃ」


 老人の説明に半信半疑のユリに老人は苦笑する。


「まぁ、そうだな。ん~~~っ! あー疲れたっ! 」


 大きく伸びをしてユリは、声を出す。老人との会話のおかげか、桟橋に上がってきた時よりも元気を取り戻しているように見えた。


「HPも減ってるし、初級ポーションで回復しとくか」


 ユリは仮想ウィンドウを操作してアイテムボックスから初級HPポーションを取り出した。

 いつものように初級HPポーションを地面に叩きつけて割ろうとしたところで、ユリは先延ばしになっていたあることを思い出す。


「あ、そうだ。折角だからちょっと飲んでみるか」


、ちょっと飲んでみたいという好奇心がユリの中で湧いた。


「む? 娘よ、何をするつもりなんじゃ? 」


 ガラス瓶の栓をを抜いたユリは、瓶を傾けて中に入った半透明な薄緑色の液体を男らしく一気に呷った。


「あっ、馬鹿もん! 」



 老人の制止の声も時すでに遅く、ユリは薄緑色の液体を嚥下した。



「う゛え゛っ!? 何だこれ!? 」


 ポーションを飲んだユリは盛大に顔を顰めた。そんなユリを老人は呆れた顔をして見た。


「うげぇ……すげぇ青臭い、ペッペッ、しかも妙に後に残るネバネバが舌に絡みつくし、これ本当に飲み薬なのかよ」


「何をやっておるんじゃ娘は……。ポーションは、効能と即効性を重視されとるから味の保証なんて出来ておるわけが無かろう。それに店売りのポーションは、飲まなくても体にかけるなり、近くで割れば、多少効果は落ちるが回復できるじゃろ」


 ユリの呆れた行動に老人は、頭が痛いとばかりにこめかみを手で押さえる。


「飲めるようにしろよな! ポーション(液体の飲み薬)なんだから」


「飲んでも効果はでるぞ。ただし、味が非常に悪いから既製品を進んで飲むような馬鹿はおらんがの」


「何でもっと味をよくしないんだ? 」


「そんなことを儂に聞くな。それを作る薬剤師に聞くんじゃな」


「せめてもっと青臭さを抑えてほしいな……」


 愚痴愚痴と老人に文句を言うユリにいい加減相手をするのがめんどくさくなったのか老人は盛大なため息をつくとユリに向かってこういった。


「そんなに店売りのポーションに文句があるのなら、自分で作ればよかろう。幸い娘は【調理】を持っておるんじゃからポーションなら自作できるじゃろ」


「え? 」


 予想もしなかった老人の言葉にユリは間の抜けな声を上げた。


「え、何? どういうこと?【調理】でポーションって作れるの? 作れちゃうの? 本当に? 」


「うむ、一応作れる。【調合】スキルが薬を作る時にはいいんじゃが、【調理】の派生スキルの一つがその【調合】なんじゃよ。恐らく、その関係で本当に僅かな差じゃが、【調理】スキルで作ってもポーションの出来や効能が高まるんじゃよ」


「知らなかった……」


「そうじゃろうの。料理を作るためにそのスキルを取っておったなら気付きにくいじゃろうし。こういうことを知っているものはあんまり多くないからの。【調合】を習得(・・)すればいいだけじゃし」


「へぇ……爺さん、ありがとう。今度、暇な時にでも自作してみるよ」


「なに、気にするな。いいのが出来たら儂に飲ませてくれるだけで構わん」


 老人に礼を言ったユリは、僅かに残っていた残りのポーションが入っているガラス瓶を地面に叩きつけて自身のHPを回復させた。



「よし、そろそろもう一回行こうかな」


「無理をしなくてもいんじゃぞ? 」


「大丈夫大丈夫。無理なんて全然してないから。……というかクリス、お前ずっと寝てるのか」


 立ち上がったユリに対して老人が心配して声をかけるがユリは笑って手を振った。その時、老人の膝の上で呑気に寝ているクリスに気付いて苦笑した。


 寝ているクリスのお腹をわしゃわしゃと撫でたユリは、クリスが目を覚ます前に再び桟橋から湖に飛び込んで潜っていった。


「本当に無理をしないのかのぅ。……不安じゃのぅ」


 桟橋から遠ざかっていくユリを見ながら老人は、不安そうに呟いた。




◆◇◆◇◆◇◆




 ユリが湖に飛び込むと、前のようにすぐにサメがユリに気づいて迫ってきた。しかし、近くにサメがそんなにいなかったおかげで、ユリに反応したのは1体だけだった。


 今のユリにとっては、油断しなければ倒せる相手だ。


(1体か……。よし、落ち着いていこう。大丈夫、きちんとよければ当たらない)


 先程の戦闘を思い出して恐怖を感じながらも、ユリは努めて冷静に見極めてサメの噛みつきを躱す。サメは、すぐに避けたユリを食らいつこうと追撃するが、警戒していたユリは、その攻撃も掠らせずに躱した。


 2回続けて攻撃を失敗したサメは、一度ユリから離れようと体を旋回させた。


(今! )


 サメの動きが遅くなったその時をついて、ユリはサメの体に蹴りを入れた。足から伝わる鈍い衝撃に手ごたえを感じながら間髪入れずに拳を叩き込む。サメの身動きが僅かに鈍くなったが、そのまま強引に泳いでユリから距離を取った。


(ちっ、やっぱり普通に攻撃しただけじゃ、すぐに倒せないな。やっぱり弱点らしい眼球か、もしくは口の中を攻撃しないといけないのか)


 まだ半分以上残っているサメのHPを見て、舌打ちしながらサメの出方を窺う。


 ユリから距離を取ったサメもまた、ユリを窺うようにゆっくりとユリの周りを旋回する。


(またこれか。タイミングが分かりづらいんだよなぁ……)


 ユリは、サメが常に真正面から見えるように回りながら、いつきてもいいように身構えていた。


 しばらくユリの周りを何度も周回していたしたサメは、あるタイミングでユリに襲いかかった。


(来たな! )


 襲いかかってきたサメを躱したユリは、今度は素早くサメの背後に回りこんで両腕でサメの首を絞めあげた。


(関節も折角だから上げさせてもらうからな! )


 そう心の中でユリは叫びながら、振り落とされないように太ももに力を入れて、首を力いっぱい締め上げる。ユリに首を絞められたサメは、振り落とそうと出鱈目に泳ぎ始めた。


(クッ……すぐにでも剥がされそうだ)


 水流や遠心力等の力によってサメから体を引きはがれそうになるのをユリは太ももと両腕に力をこめて必死に堪える。【関節】スキルが上がったせいか、サメのHPの減りが以前戦った時よりも減りが早くなっていた。


 ユリは、前回のようにサメに振り回されながらも気合でしがみ付く。

 幸い、ここはゲームの中だった。肉体疲労で力が入らなくなるなんてことは起こらないので、ユリはなんとかしがみ続けれていた。


 サメのHPが残り1割を切った頃、突然サメが湖底に向かって潜り始めた。そして、しばらく底に向かって泳いだ後は、反転して水面に向かって猛烈な勢いで泳ぎ始めた。


(クッ……下から上ってまさか!? え、飛んじゃうのかこれ!? )


 この行動に見覚えがあったユリは、急旋回の時の遠心力に耐えながら顔を強張らせた。


 ユリがそんなことを考えている内もサメは、尾びれを激しく動かしてどんどん水面に向かって加速していく。


(止めろ止めろ止めろ止めろ! 止めろぉぉおおおおお!! )


 ユリの必死の願いは叶わずサメは、しがみ付くユリごと水面を突き破って、勢いよく飛び出した。


「ひゃ、ひゃぁあああああああぁぁ!! 」


「む、娘!? 」 「きゅ!? 」


 ユリの絶叫が湖に響き渡る。寝ていたクリスはユリの絶叫に飛び起き、老人はサメにしがみつくユリを見て目を見開いて驚く。


(高い高い高い!! マジで高い! 絶対これ数メートルは飛んでる!! )


 サメは、4メートル近くまで水面から飛び上がると、水面に向けて今度は落下を始めた。


「落ちる落ちる落ちる! 落ちるぅううううううう!! ――っぷ!? 」


 サメは、ほとんど垂直に飛び上がり、垂直に落下していった。ユリは、絶叫しながら腕と足にさらに力を込めた。


 サメが水面に落ちる。

 ユリの視界は水しぶきと水泡で完全に塞がれた。

 水中に入ったサメは、ユリが息つく間もなくまたすぐに出鱈目に泳ぎ始めた。


(うおっ!? あ、危な)


 水中に無事に落ちたことで少し力が緩んでいたユリは、サメの急旋回で危うく振り落とされそうになった。ひやっとしつつ気合を入れ直して、水中で一回転するサメの首に改めて力を入れて締め付けながら、ユリはサメの頭上に表示されているHPを確認した。見ると、サメのHPは1割も切って本当にあと僅かになっていた。


(あと少し、あと少しあと少しで………ってん? これもう足で蹴れば一撃じゃないか? )


 ユリは、HPを見て無意識のうちに腕や足に入れながら、ふと気付いた。


 今のユリの殴る蹴るならサメのHPは確実に2割近く減らすことができる。つまり、今のうちに攻撃してしまえば、絞め殺す前に止めを刺すことができるのだ。


(やってみるか)


 ユリは、試しとばかりに太ももの力を緩めて太ももをサメの体から離した。

 サメが猛スピードで泳いでいるので、離れた足が後ろに思いっきり引っ張られるが、歯を食いしばって腕に力を入れることで何とか耐える。


 そして、膝を折り曲げてユリはサメに膝蹴りした。

 いつもと違い、足が後ろに引っ張られるせいもあって、いつも以上に手ごたえは少なかったが、サメのHPは、それが止めとなって0になって消滅した。


 サメの体が紺色の光る粒子に変わり、首を締めていたサメが突然消えたのでユリは少し驚いたが、すぐににんまりと笑った。


(おおーやっぱり効いたな。これはひょっとするとあれか? 槍とはまた違った必勝パターンができたか? しかもこの方法なら締め上げながら足で攻撃するからより早く倒せるし、何より背中にいるから攻撃を食らう心配もしなくてもいい! )


 水中で、ユリは嬉しそうにガッツポーズした。

 嬉しさで完全に周囲の警戒を忘れていたが、幸いユリに近づく敵はいなかった。


(これで前よりは楽になるな。……さっき息継ぎしたばかりだし、もう一回戦って確かめてみるか。えぇーとサメ、サメ、サメ……)


 ユリは周囲を見回して獲物(サメ)を探しながら湖を泳ぐ。



(あ、サメ! しかも、1体!! )


 すると、すぐの水面近くにいる1体のサメをユリは見つけた。

 まだユリには気付いてないようで水面近くをゆったりと泳いでいた。



 未だサメの恐怖は依然とユリの中に残っていたが、ユリは気持ちを落ち着かせて、意を決して近づいた。サメとの距離が数メートルになると、サメが接近してくるユリの存在に気付いて向かってきた。尾びれを激しく動かしてスピードを出しながら、大口開けてユリに迫ってきた。


(まだまだ……まだまだ! ……まだまだまだまだ……今だ! )


 避けるタイミングを目算で予測し、自分の勘でサメの噛みつきを躱したユリは、サメに逃げられる前に素早く背中に回り込んでしがみ付いた。


(よ、よしっ! )


 首周りに腕を回す前にサメが大きく旋回したため振り落とされそうになったが、なんとか腕を首に回すことに成功した。両腕をサメの首(だと思う場所)にしっかりと回すことができたユリは、腕に力を入れてサメの首を締めあげる。


 首を絞められるまでは体を大きく揺するぐらいしかしなかったサメが、首を絞めると本気で振い落そうと暴れ出した。出鱈目に動きだしたサメにユリは腕に力を入れて歯を食いしばる。そして、あえて足をサメの体から離すと、片足の膝を折り曲げて膝蹴りをした。


 威力は多少落ちていたがサメのHPが目に見えて減少した。ユリは続けてもう一度膝蹴りをした。サメのHPが削れた。そして、サメは身を捩ったりしてユリを振り落とそうとするだけで、背中にいるユリに攻撃を加えることができないでいた。


(やっぱりできてる! ックゥ………油断すると振り落とされそうになるが、これなら攻撃される心配をせずに攻撃できるな! )


 サメが急旋回したために膝蹴りをしようとしたユリは失敗したが、急旋回が終わった時に改めて膝蹴りを喰らわせた。


(急旋回とか一回転とかされると膝蹴りは無理だな。直進する時や少し遅くなる時になら攻撃できる。その時を狙おう。無理して振り落とされたら面倒だし)


 ユリは、自分の中で分析をしながらサメにまた膝蹴りをした。サメのHPは順調に減っていき半分を切っていた。


 その後も、ユリを振り落とそうと奮闘するサメの出鱈目な動きに翻弄されながらも今まで以上の速さでユリはサメを倒すことに成功した。しかも、その間に一撃もサメに攻撃を受けていない無傷で勝利を収めることが出来た。


 ユリは、サメに簡単に勝てるようになったことと、【関節】のスキル上げが以前よりもできるようになったことを喜んだ。



 サメの必勝法を見つけたユリは、水中にいるサメを積極的に探して見つけては倒していった。



 この時、ユリはサメを容易に倒せるようになったことに浮かれて、この方法のある致命的な弱点に気づいてはいなかった。




スキルの取得方法を改めて説明


スキルには、大きく分けて一般スキル、派生スキル、複合スキルの三つに分類されている。


一般スキル:

 スキル欄からSPを消費して取得する又は条件を満たすことでSPを消費なしで習得できるスキルのことを指す。

 スキル欄から初めから表示されている物もあれば、クエストを受けるなどして条件を満たすと表示されるスキルもある。スキルによってSPの消費量が変動するが、スキル未取得の時から、そのスキルの効果範囲に入る行動を繰り返すことでSP消費量が減少する。


 例えば、【剣】を取得する以前から、剣を装備し、戦闘時に剣を使って戦っていた場合、通常より少ないSPを消費して手に入れることができるようになる。



派生スキル:

 派生前のスキルを一定レベルまで上げることでSP消費なしで、取得できるスキル。

【投Lv30】→【投擲Lv1】


 場合によっては、一つのスキルから派生スキルが複数の中から選ぶ場合もある。

【調理】→【調合】又は【料理】


 この時は、どちらか一つしか選べない。しかし、選ばれなかった派生スキルは、その後スキル欄からSPを消費して取得できるようになる。ただし、SPの消費量は、通常のスキルを取得する時よりかなり高めである。


複合スキル:

 このスキルは、今までそのプレイヤーが取得したスキルを元にプレイスタイルに合ったスキルを新たに生み出すスキル。


【剣Lv○○】【杖Lv○○】+杖で物理的に攻撃し、モンスターを○○数倒す→【剣杖Lv1】


 複合スキルは、プレイスタイルに適した使いやすいスキルになる反面、消費SPは派生スキルをSP消費で取得する以上に消費する。



14/10/10 18/05/06

改稿しました。

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