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ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた【書籍12巻、コミック12巻まで発売中】  作者: 桂かすが
第五章

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81話 旅路②

前回のあらすじ

・久しぶりのクエスト ナーニアさんを助けよう

・商隊に便乗してナーニアさんの住む村へと出発

・旅4日目。偵察で怪しい奴を発見。捕獲してみた


 こいつを捕まえるのに思ったより手間取ってしまった。残りの六人は動かないし気がついた様子はないが、急がないと馬車が追いついてきてしまう。


「勢いで捕まえちゃったけど大丈夫かな?」


 ティリカに顔を寄せて小さな声で聞く。


「あんなところでコソコソしてたら殺されても文句は言えない。間違ってたら謝ればいい」


 土下座したら許してくれるだろうか。


「私が尋問をする。こいつに回復魔法を」


「静かにしていろよ」


 とりあえずはこいつが盗賊だと仮定して行動するしかないのでショートソードを首に当てて脅しておく。他の盗賊(仮)とは相当距離を取ったので少々騒いでも大丈夫なはずだが、一応念を押してから地面に転がしてある盗賊(仮)に【ヒール】をかけてやる。

 本当にこいつが盗賊じゃなかったらどうしよう?すっげー怒られるんじゃないだろうか。顔隠しとけばよかったなあ。


「質問に答えろ。お前は盗賊か?」


 ティリカは地面に膝をつき手に持ったナイフで盗賊の顔をぺしぺし叩いている。盗賊の背後に回り込んでいるので盗賊からはティリカは見えない。真偽官の判定って顔を見ないでも大丈夫らしい。


「ち、違う。ただの狩人だ。こんなことをしてただで済むと思うなよ! 領主に訴えてやるからな!」


 ちょ、どうするんだよ、これ!? だが、ティリカは振り返って首を振った。嘘をついてるのか。よかった。まじでよかった。


「人を殺したことはあるか?」


 黙りこむ盗賊。


「答えろ」


 ティリカがナイフをぐっと押し付けた。


「あるわけないだろう」


 ようやく答えた盗賊にまたティリカが首を振る。人も殺したことがあると。


「この先にいるのも盗賊だな?」


「ち、違う。そんなやつら知らない」


 やつらって複数形だな。これは俺でも嘘だとわかる。


「手頃な旅人がいれば襲うつもりだったのか?」


「俺はただの狩人だ! 旅人を襲ったりしない!」


「何人殺した? 一人か? 五人か? 一〇人か?」


「違う、違う。一人も殺してない!」


 盗賊は汗をびっしょりかいて、見るからに焦っていた。


「嘘つきめ。こいつは盗賊で人殺し。少なくとも五人は殺している」


 立ち上がったティリカが俺に向き直ってそう報告をする。そうか。このクズは五人は殺してるのか。


「どうする? 一度合流したほうがいいか?」


 ティリカがこくりとうなずいた。


「おい、いい加減縄を解け!」


「うるさい。黙らないと殺すぞ?」


 盗賊の腹に軽く蹴りをいれてやる。最早遠慮する必要はない。別に殺すつもりもないが、多少痛めつけるくらいはいいだろう。


「つ、罪もない狩人にこんなことをして……」


 なおも言い募ろうとするそいつにティリカが顔を近づけた。


「私の目にかけて。お前は盗賊で人殺しだ」


 そう言ってティリカは被っていたフードを脱いだ。


「し、真偽官!? 真偽官がなんでこんなところに……」


「黙れ。今すぐ殺してもいいんだぞ」


 ティリカは手に持ったナイフを盗賊に突きつける。ティリカさん恐ろしいです。本気でやる気なのがもっと恐ろしいです。ティリカは完全に怒った時の表情をしている。


「お前黙っとけ。殺されるぞ」


 真偽官がやると言ったらやる。なにせ嘘はつかないんだから。盗賊もそれはわかったのだろう。すっかり静かになった。


「ティリカも落ち着け。さっさと馬車と合流しようぜ」


「うん」


 大人しくなった盗賊の口を布でしばり、少し考えてから、腕を含めて腰から下を土魔法で固めた。これで何もできまい。


 ティリカを背中に背負って、盗賊を掴んで【フライ】を発動して馬車の方へと向かう。街道沿いを全力で飛ばすとすぐに馬車が見えた。馬車の前に着地し、手を振って馬車を止める。


「盗賊だ! この先で待ち伏せしている」


 御者台に座ったファビオさんにそう告げる。


「!?」


「こいつはその一味。尋問した」


 地面に転がした盗賊を指さす。


「どうします?」


 馬車から降りてきたファビオさんが尋ねる。


「相手は六人だよ」


「少ないですな」


「どうしたの?」


 エリーとアン、サティが後方からやってきた。改めて詳しい説明をする。


「倒しましょう」


 どうする? と俺が聞くとエリーが即断した。うちの規模の商隊なら見逃されるだろうが、放置はできない。こっちが気がついていることはまだ知られてないはずだから、奇襲をかければ簡単に殲滅できる。だがそれには急がないといけない。こいつを捕獲してるのがばれるのは時間の問題だろう。森の奥に逃げ込まれでもすると厄介だ。


 手早く作戦を固める。相手は六人。こちらはその倍はいるし、魔法使いもいる。


 素知らぬ顔で盗賊の前を通り、俺の魔法で奇襲。魔法が着弾したあと、ファビオさんのところと俺とサティが突入して、残りを捕獲か始末するという計画だ。魔法で無力化できるか降伏してきた場合は捕獲するが、抵抗してきた場合は遠慮なくやる。

 盗賊に魔法使いがいないことは追加で尋問して確認した。ボスが少々強いと言う話だが、やばいようなら俺が相手をするということになった。サティもついてるし、二人がかりで勝てない相手とかちょっと想像もできない。


「盗賊の強いっていうのもたかがしれてますよ。そんなに強いなら盗賊なんてしなくても、兵士なり冒険者なりやればいいんですからね」


 ファビオさんは盗賊の強さに関してはあまり心配してないようだ。




「遠慮はいらないわ。魔物だと思いなさい。いつもと一緒よ」


 準備を整える少しの時間にエリーにどの程度やってもいいのかと聞いてみたのだ。答え、皆殺しおっけー。


「いいこと。ここで確実に始末しておかないと、罪もない旅人が被害を被るのよ」


 それはわかる。理解できるが、自分でやるとなるとな。町に常駐する兵士とかに知らせて任せるとかはだめなんだろうか。だめなんだろうな。こうしてる間にも誰かが襲われるかもしれない。逃げられるかもしれない。


「マサルがやらないなら私がやるわよ?」


「私がやる」


「いや、俺がやろう」


 エリーとティリカがそう言ってくれるが、森に隠れる盗賊の正確な位置は、俺の探知じゃないとわからない。二人に任せると、確実に倒すためにでかい魔法をぶっ放すだろう。盗賊は間違いなく皆殺しだ。


「殺さないで捕まえられるならその方が」


 アンも皆殺しはあまり気乗りがしないようだ。


 最後列の俺達の馬車を先頭に持ってきて、冒険者達全員で乗り込みすぐに出発した。


 馬車は容赦なく進んでいく。考える時間はあまりないし、他人がいる中で相談もできない。もうやるしかない流れだ。不安そうな顔をしてても仕方がない。覚悟を決めよう。


 火魔法はだめだ。森が多少燃えるのは消火でもすればいいが、火力がありすぎて生け捕りは無理そうだ。風魔法がいい。丸焼けにするよりはエアカッターで切り刻んだほうがまだましだ。殺さないように、なおかつ反撃を食らわない程度に痛めつけないといけない。

 いや、手加減してもいいものなのか? もし生き残りがいて反撃を食らったら……

 それにこの位置。俺のいるのは先頭の馬車の御者台の盗賊がいる側である。反撃を食らうとしたら真っ先に食らう。盗賊も弓くらいは持っているだろう。とりあえず大きめの盾に交換してみたが、あからさまに警戒態勢を取って盗賊に疑いを持たすわけにもいかない。


 考えているうちに盗賊が探知範囲に入った。皆に準備をするように知らせる。もう考える時間もない。


 魔物だと思え。オークみたいなもんだ。人を襲うのはどっちも同じ。殺らないと殺られる。


「詠唱を開始する」


 周りにそう宣言し、【風嵐(ウィンドストーム)】の詠唱を開始する。


 盗賊は馬車に気がついたか? 少しだけ動きがあった。だがそれだけだ。馬車は近づきつつあるが、盗賊どもは一網打尽にしてくださいとばかりに一塊になっている。


 不意に不安が頭をもたげる。あれは本当に盗賊だろうか? 


 ティリカが尋問したのだ。間違いはない。


 この魔法を放てばあいつらは確実に傷つくだろう。それどころかレベル3の魔法だ。オークの集落を攻撃した時よりは威力は抑えたが、人が死ぬには十分な威力がある。


 詠唱が完了した。


「ウィンドストーム」


 森に潜んでいる盗賊達に向けて魔法が放たれた。荒れ狂う風が木々を何本かなぎ倒した。やばい。この魔法ってこんなに威力があったっけ!?


 馬車が止まり、剣を手にした冒険者達が俺を見る。いかん。おたついてる場合じゃない。俺が先頭で行くんだった。


 御者台から降りるとサティが既に馬車の後方で待機していた。サティにうなずいて、森に踏み込む。左右にわかれて急襲するのだ。気配察知で確認すると、盗賊のうち四人は動かない。一人がゆっくりと移動している。最後の一人が結構な速度で離脱しようとしている。どうやら皆殺しはせずにすんだらしい。


 森に入ると四人が血だらけで転がって呻いていた。一人が森の奥に逃げようとしていたが、魔法のダメージがあるのかよろよろとしている。それほど距離もなかったのでエアハンマーをぶつけて倒す。



「ここは任せます。あと一人、逃げたのを追います」


 ファビオさん達にそう告げる。転がってる五人は任せてももう大丈夫だろう。


「サティ。逃げたやつを追いかけてくれ。俺は空から行く」


「はい」


 【フライ】を発動して森の上にでて、全力で飛行する。すぐに逃げている盗賊に追いついた。少し先行したあたりで停止して、アイテムボックスから大岩を五個、盗賊の進行方向に投下した。


 ドドドスンッ。大岩の落下に続いて、背中の剣を抜いて俺も降下する。


「……っが、あ、ああああッ!」


 盗賊の叫び声があがった。目の前に落ちてきた大岩でたたらを踏んで止まった盗賊に、矢がさくさくっと刺さる。あっという間に四本の矢が突き刺さり、盗賊は倒れた。サティ、容赦ねーな。


「マサル様」


 弓を手にしたサティが追いついてきた。


「うん、よくやった」


 倒れた盗賊は苦痛に呻いている。土魔法で手足をがっちり固め、腰の剣を取り上げる。


「ぐっ……うぅ……なんでこんなことに……」


 倒れた盗賊が痛みに震えながらつぶやいた。


「なんでだろうなあ。俺もよくわからんわ」


 なんで俺は異世界で盗賊を捕まえたりしてるんだろう? 魔物を狩ったりするのはそういうものかと思ったが、人間を狩るのは想定外だ。


「今から矢を抜いて治療してやるからおとなしくしとけよー」


 ほっといたら出血多量で死にそうだ。だがすでに意識がないのか反応がなかった。四本も矢が刺さってんだものな。そりゃ気絶するほど痛いだろう。

 サティに指示して、刺さった矢を抜いていってもらう。刺さっているのは肩に一本と足三本だけど、よく見るとそれ以外に傷が大量に付いている。ウィンドストームでもかなりダメージをくらったようだ。

 【ヒール】【ヒール】これくらいでいいか? 完治してないけど死ななきゃいいだろう。ついでに【浄化】もかけておく。どいつもこいつも不衛生すぎる。


 大岩を回収して、土で固めた盗賊をレヴィテーションで持ち上げる。


「戻るか」


「はい、マサル様」




 サティを先頭に森を歩いていると、目を覚ました盗賊が話しかけてきた。


「なあ、あんた」


「ん?」


「俺はあいつらの仲間じゃないんだよ」


「そうか」


「あいつらに捕まってたんだ」


 ばっちり剣を装備してたのに?


「だから解放してくれないか?」


 するわけないだろう。


「村に戻ったら病気の母親が待っているんだ」


 知らんがな。


「なあ」


 足を止めて、盗賊に向き直る。


「逃がしてくれるのか!?」


「なんで盗賊なんかになったの?」


「……不作だったんだ」


「ふーん」


 盗賊なのはもう否定しないんだな。


「雨が全然降らなくて作物は全滅。借金をしたけど、次の年も不作で家も土地も取られた」


「大変だったんだな」


 事情はなんとなくわかったが……


「そうなんだよ! だから頼むよ。これを外してくれよ」


 だとしても盗賊になって旅人を襲っていいわけじゃないだろう。


「わかった」


「じゃあ!」


「悪事を働いてないなら、真偽官の前で釈明すればいい。悪くないなら平気だろ?」


「そうだ! お宝の場所を教える! 今まで貯めこんできたお宝があるんだよ。あんただけに教えるから!」


 そんなお宝があったら、盗賊なんて続けなくていいだろうに。


「もう諦めたら?」


「絶対いやだっ! 離せよっ! 解放しろおおおおおおお」


 拘束から逃れようと空中でびちびちと暴れ出す。だが土魔法の拘束はがっちりと作ってある。人間の力で破壊はまず無理だ。


「ちょっとうるさいぞ。黙らんとこうだ」


 レヴィテーションで高い高ーい。五メートルくらい持ち上げて円を描くように回してやると盗賊は静かになった。


「何かありましたか? 騒がしかったですが」


 遊んでいるうちにファビオさんともう一人が様子を見に来た。


「うるさいんでちょっとね」


 そう言って上空で大人しくなった盗賊を指さす。


「そっちは?」


「全員縛り上げて馬車の方に運んであります」


「じゃあ戻りましょうか」


 相手をしてるうちに同情心も失せた。




 馬車に戻るとエリーやノーマンさん達が集まって何やら協議をしていた。盗賊は縛られ固めて街道脇に置いておかれ、見張りに剣を突きつけられて大人しくしていた。上空を運んでいた盗賊もそこに追加しておく。怪我をした盗賊はアンが治療してくれたようだ。


「それでどうするの? この後」


「マサルを待っていたのよ」


 エリーに説明された選択肢は二つだ。今朝出てきた町へ引き返して盗賊を引き渡す。そこがここから一番近いが丸一日潰れてしまう。


 二つ目はこのまま盗賊どもを輸送して、次の村へと行く。ただし次の村への到着は明日の午後だし、大きめの町となると更にその先になる。今日のところは野宿の予定なんだが、盗賊を七人も連れて野宿をするのは危険をともなうし、峠を超えることもあり荷物が増えるのも困る。


「運ぶのはいいけど、あいつらどこに乗せるの? そんな場所ないよね?」


 エリーが一台の馬車を指さす。


「もう一個、馬車の荷物を引き受ければいいでしょ」


 それもそうだ。アイテムボックスの余裕はある。


「それでマサルにどうするか決めてもらおうと思って」


「え? 俺が決めるの?」


「そうよ。うちのリーダーなんだから」


 エリーはこのまま進むのが希望だ。なるべく早くナーニアさんのところへと行きたいらしい。商隊主のノーマンさんは引き返すのを希望したが、俺の判断に任すという。ただし、どっちにしても盗賊の身柄に関しては責任を持って欲しいとの要望だ。


「進もう」


 クエストのことがあるし予定を変えるのはよろしくない気がする。囚人輸送には不安があるが、土魔法でがっつり固めておけば逃げ出したりも出来ないだろう。


「ではそのようにしましょう」


 俺の決定をあっさりとノーマンさんが追認する。


 エリーによるとBランクにはそれだけの重みがあるという。冒険者ギルドのランク制度に対する世間一般の信頼度が高いのだ。

 Bランクの絶対条件は大型種の討伐である。つまりドラゴンくらいなら討伐可能であると認められないと承認はされないし、ドラゴンが現れでもした時は当然討伐を期待される。それを聞いたときは愕然としたものだ。


「どらごの時も余裕だったじゃない」


「そりゃあそうだけど、いつでも上手くいくとは限らないだろう……」


 死ぬにはたった一度の失敗で十分なのだ。


 とはいえドラゴンが現れたとしても、突撃して倒して来いとかの無茶はさすがに言われないらしい。町にでも襲撃があればまた話は別だが。

 森の調査の時も4パーティー合同だったし、Bランクの暁の戦斧が居たにしても、一旦町へ戻ってさらに戦力を増強してドラゴンを倒すという選択肢もあったのだ。


 だがBランクとCランクの間には歴然とした差があるのは確かだ。普通の冒険者の多くはドラゴンを倒すことのできる実力を付けることもなく、引退するか道半ばで倒れていく。

 というかドラゴンを倒せますよっていう方がおかしいんだよな。


 オルバさんやラザードさんがドラゴンに突っ込んでいった光景を思い出す。メイジならともかく、戦士はあれくらいのことが出来ないとBランクになれないってことなのだろう。そりゃあBランクすげー!ってなるだろうさ。

 実際のところ俺達がやったドラゴンは上位種であって、Bランクの暁の戦斧は通常のドラゴンなら何度もあっさりと倒してきたというのだ。


 じゃあAとかSって一体どんな戦闘力があればなれるんだろうか……

 サティによると、軍曹殿は5mはあるワイバーンを一撃で切り裂いたという。怪我で引退をしてこれだ。一体、全盛期はどれほどの戦闘力があったのだろうか。そしてその軍曹殿でもAランクだったのだ。

 

 Sランクを目指すのはいいが、それには相応の働きを期待される。もうBランクくらいでいいんじゃないかなあ。そんなことはエリーが絶対納得しないんだろうけど……


誤字脱字、変な表現などありましたらご指摘ください。

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