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【俺氏】聖女紋が発現して、王子の花嫁候補になった件【男なのに】  作者: 浦田 緋色 (ウラタ ヒイロ)
二章

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53/62

時には暴力も必要かな、となった話

753:配信者

はい、お母さんが全て解決しました

めでたしめでたし(遠い目)


754:名無しの異種族

あ、戻ってきたー

ってwwwなにがあったwww


755:名無しの異種族

解決したんか

そうか、それでリンのお母さんがなにをどうしてどうやって解決したんだ??


756:配信者

あのあと、リンの母親は俺たちを引き連れ王立学園へ向かった

校門にたどり着くと、なんか指を不思議な組み方して

そうやって作った穴から学園を見たんだ

んで、


「あっちね」


って言って、まだなにも説明してないのに体育館のある方へ向かい始めた


757:名無しの異種族

なぁ、リンの母親にはなにが見えてるんだ??


758:名無しの異種族

さて??


759:名無しの異種族

特殊な指の組み方をして、見えないものを見てるのはわかるが……


760:配信者

王子が、指のことをたずねた

そしたら、


「古い友達に教えてもらったの。

私は村の人や家族みたいに見えないから。

霊を見る視力が弱いのね。

それを話したら、教えてくれたの」


ってことらしい


761:名無しの異種族

古い友達、何者だ??

そんな指の組み方があるとか知らないんだけど


762:渡航者

今までROMってたんだけど

あのさ、それってもしかして【狐格子】じゃね??

別名、というかこっちのほうが有名かな【狐の窓】とも言われてる呪術だったはず

読みながら、そうっぽいなぁって思ってたんだけど

ちがうかな??

あ、でも、国によって名前が違ったりするか

俺の故郷にある、この世のものじゃ無いものを見抜いたり、狐火を消したりする方法、だったかな??


763:名無しの異種族

へぇ、そんなものがあるのか


764:名無しの異種族

え、じゃあ、リンのお母さんの古い友達って、>>762と同郷ってことか??


765:渡航者

その可能性は高いはず


766:配信者

リンの母親は、まっすぐ体育館地下へやってくると

また、あの特殊な指の組み方をして


「化生のものか 魔性のものか 正体をあらわせ」


って、三回唱えた

そしたら、ダンジョンへの入口が開いたんだ


767:名無しの異種族

マジか!


768:名無しの異種族

お母さんスゲェ!!


769:名無しの異種族

お母さん、スゲ━━━ヽ(゜Д゜)ノ━━━!!!!


770:配信者

ちなみに、この時点でやたら大きな旅行カバンも一緒に持ってきててな、リンの母親

そこから、スポーツ、ベースボールで使う鉄バットを取り出したんだ


771:名無しの異種族

鉄バット……


772:名無しの異種族

なんでぇwww


773:配信者

曰く


「こんなこともあろうかと、武器も持ってきて良かったわぁ」


とのこと

ついでに、なんかこう、人を撲殺できそうなそこそこデカイ石も何故か出てきた

理由はあとで判明したけど


774:名無しの異種族

鉄バットはスポーツ用品で、武器じゃないんだけどな


775:名無しの異種族

バールのようなものじゃないだけいい、のか??


776:名無しの異種族

えと、その二つを持ってきた理由って??


777:配信者

端的に言うと、悪いやつを文字通り叩きのめすためだったらしい


778:名無しの異種族

殺意マシマシ過ぎん??


779:配信者

リンの母親はそれらを装備し、ダンジョンへ踊りこんだ

俺たちはそれに続いた

彼女は真っ直ぐに、ダンジョン内を進みあっという間に今回の犯人の元へたどり着くと

犯人が聖女メリアの人形と幸せ生活を送ってるとこを襲撃した


780:配信者

いいか?

攻撃じゃなくて、襲撃だ


781:名無しの異種族

どうちがうの??


782:名無しの異種族

>>781

ggrks


783:名無しの異種族

襲撃って、予期せぬ攻撃のことなんよ

相手が気づくより先に攻撃を仕掛けること

気づいてからの攻撃は、文字通り攻撃になる

雑学だが、潜水艦同士でドンパチやる場合、【襲撃】って言うらしい


784:名無しの異種族

へぇ、知らんかったΣ(゜д゜;)


785:名無しの異種族

お母さん、潜水艦かよwww


786:名無しの異種族

それでそれで??


787:配信者

襲撃を仕掛ける前に、母親は気配を消し、もう一度あの特殊な指の組み方をして人形と、今回の犯人を見た

そして、母親は躊躇いなく人形の方へ襲いかかった

結構頑丈そうな魔道人形だったんだけど、一発目で人形の首がへし折れ

動力として使われてた宝石を粉々にした

犯人が驚いて動こうとするよりも、母親の方が早かった

鉄バットを放し、犯人の頭を鷲づかんだ

流れるようなアイアンクローだった

そんで地面に叩きつけて、さらにそこに持ってきた石をつかって、犯人の頭をひき肉にした


788:名無しの異種族

こ、怖いこわいこわい!!

:(´◦ω◦`):ガクブル


789:配信者

リンの母いわく


「人を殺したら殺人だけど、魔改造された実質人形を壊したら精々器物破損で終わるから大丈夫よ」


とのこと


790:名無しの異種族

え、つーことは、犯人も人形だった?


791:配信者

>>790

説明が難しくなるから、その認識でおk


792:配信者

人形のこととか、諸々説明したいが

もう疲れたヾ(:3ヾ∠)_

あとで考察厨がスレ立てして報告すると思うから

そのスレ見つけたら読んでくれ


793:名無しの異種族

それはいいけど

リンは結局どうなったん??


794:配信者

あ、ちゃんと復活した

さすがに、しばらく死んでたようなもんだから

数日は絶対安静みたいだけどな

ポーション使って回復したから動けるけど

まぁ、周囲の気持ちの問題だ

とにかく動くな、って皆で止めた


795:名無しの異種族

なるほど


796:名無しの異種族

とりあえず、無事なのか

よかったよかったε-(´∀`;)ホッ



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― 新着の感想 ―
釘バットが「スポーツ用品(釘なしバット)を改造した武器」じゃなくて「釘刺さった状態の釘バットがスポーツ用品(NOT武器)」って認識されてるように読めるんだが、 この世界のベースボールってどんなのだろう…
やっぱリンのかーちゃんですな( ˘ω˘ ) ご母堂と呼ぶのが憚られるのはなぜですかね? 「力こそパワー」的な吹っ飛んだ思考も流石、親子〜! かーちゃん来たらあっという間に解決したネ(≧∀≦)
やっぱりアレは狐の小窓だったか……
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