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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
87/417

#87 day6 ステータスはお預け!

いつも読んでくださり感謝です!

いいね、評価、ブクマありがとうございます!

仮眠良し!トイレ良し!課題良し!さて、ログインだー!


「んーー!おはよー」

「あら、おはよう」

「おはー!」

「おはようさん。すっかり疲れは取れた様だな」


挨拶をすると各々返事が返ってくる。えーとみんな何やってるのかな。スズは本を読みながらティータイム中。優雅だね、お嬢様みたいだ。それでインは……え!?

あ、あれは伝説のブートキャンプ!?わんもあせっ!


「昨日は悔しかったからね!鍛えてます!」

「そうねー、私達はまだまだだったと痛感させられたわ」

「あ、そうだ。2人共昨日はごめn…」

「「ストップ!」」


ログアウト前に謝り損ねたから謝ろうと思ったんだけど、言い終わる前に止められた。


「それ以上はダメよ。ここはお互い様って事にしておきなさいな」

「うんうん!謝罪合戦になっちゃいそうだしねー!」

「いや…でも」

「ご主人、2人共思うところがあったようだからな。ここはお互い様にしておくのだ」


グリムがこっそり耳打ちしてくれた。インが言ってる事も一理あるし、謝罪はやめておこう。ちょっと気を遣いすぎてたかな


「じゃあ、これからもみんなで強くなろう!」

「おー!」

「そうね、頑張りましょう」

「うむ、まとまったようだな」


でも、なんか引っかかるような…?グリムの声がやけに近い気が……!グリムが耳打ち…!?


「ってグリム!?グリムが浮いてる!?」

「あら、気づいたわね」

「やっと気づいたね!」


え!?この反応…2人共知ってたのね……


「ご主人のレベルが上がったおかげでな、力が一部戻ったようだ。とはいってもご主人の近くでしか浮けないんだがな」

「いや、それでも十分だよ!」


それにかっこいい!自分の周りで武器……ううっ古に封印されし漆黒の歴史が蘇る…!


「…何悶えてるのよ。出発するわよー」

「行こ行こ!」

「え!?ステータス確認とかしようと思ってだんだけど」

「もうしちゃったわよ?ねぇイン」

「うん!しちゃったよー!主はまた今度だね!」


あらら…まぁ、今すぐ見たいって訳でも無いから良いんだけど。それにしてもよっぽど外に出たいのかな?

浮く武器ってかっこいいですよね…

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