#87 day6 ステータスはお預け!
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仮眠良し!トイレ良し!課題良し!さて、ログインだー!
「んーー!おはよー」
「あら、おはよう」
「おはー!」
「おはようさん。すっかり疲れは取れた様だな」
挨拶をすると各々返事が返ってくる。えーとみんな何やってるのかな。スズは本を読みながらティータイム中。優雅だね、お嬢様みたいだ。それでインは……え!?
あ、あれは伝説のブートキャンプ!?わんもあせっ!
「昨日は悔しかったからね!鍛えてます!」
「そうねー、私達はまだまだだったと痛感させられたわ」
「あ、そうだ。2人共昨日はごめn…」
「「ストップ!」」
ログアウト前に謝り損ねたから謝ろうと思ったんだけど、言い終わる前に止められた。
「それ以上はダメよ。ここはお互い様って事にしておきなさいな」
「うんうん!謝罪合戦になっちゃいそうだしねー!」
「いや…でも」
「ご主人、2人共思うところがあったようだからな。ここはお互い様にしておくのだ」
グリムがこっそり耳打ちしてくれた。インが言ってる事も一理あるし、謝罪はやめておこう。ちょっと気を遣いすぎてたかな
「じゃあ、これからもみんなで強くなろう!」
「おー!」
「そうね、頑張りましょう」
「うむ、まとまったようだな」
でも、なんか引っかかるような…?グリムの声がやけに近い気が……!グリムが耳打ち…!?
「ってグリム!?グリムが浮いてる!?」
「あら、気づいたわね」
「やっと気づいたね!」
え!?この反応…2人共知ってたのね……
「ご主人のレベルが上がったおかげでな、力が一部戻ったようだ。とはいってもご主人の近くでしか浮けないんだがな」
「いや、それでも十分だよ!」
それにかっこいい!自分の周りで武器……ううっ古に封印されし漆黒の歴史が蘇る…!
「…何悶えてるのよ。出発するわよー」
「行こ行こ!」
「え!?ステータス確認とかしようと思ってだんだけど」
「もうしちゃったわよ?ねぇイン」
「うん!しちゃったよー!主はまた今度だね!」
あらら…まぁ、今すぐ見たいって訳でも無いから良いんだけど。それにしてもよっぽど外に出たいのかな?
浮く武器ってかっこいいですよね…




