#86 一旦ログアウト
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「って言う事なんだけどさ」
「うむ、やはり気の類であろうな」
気なのかなぁ。だったら気関係のスキルがあったら取得してみようかな。今のなんちゃって剣気一断よりマシになるかも知れないし。それも…また今度だね
「教えて貰ったと言うよりは、見せて貰ったってのが正しかったかもね」
「幼き頃に一度見せて貰っただけで、それっぽいモノが使えるご主人が末恐ろしいぞ…」
結局の所、詳しく教えて貰ってないから仕組みとかを理解してないんだけどね。気とかも良く分かってないし。見せて貰った時から遊びに行けてないから、夏休み中に行ってこようかな
「今度行けそうなら行って色々聞いてくるよ」
「ふむ、それが良いかもな」
よし、決定!気関係のスキルがあったら取るとして。剣気一断については今度聞きに行こう。久々に顔見たいしね
「それにしても2人共起きないね?…っていうか従魔石に入って貰ってるけど、どうやって起きたか確認すればいいんだろ」
「…あーご主人、起きるのを待っているようだが…。テントに入って2人をベッドに寝かせてから、ご主人は元の世界に帰れば良いのではないか?」
…………確かに?あー失念してたなぁ…
…はい!反省終わりっ!早速行動に移そう
起き上がってテントを出して中に入る。2人を従魔石からベッドに寝かせてっと。
「それじゃグリムおやすみ」
「しっかり休むのだぞ。ご主人」
◆◆◆
レティがログアウトした後のテント
「ふむ、ご主人は本当に変わっておるな。突拍子の無い事をしたり、しっかりとしておると思ったら何処か抜けておったり」
第二のご主人がどの様な道を進むのか楽しみだな。死神公の時は刺激的な毎日を過ご…
「んん…ここは…?」
「んー!よく寝た!」
「む、起きたか?」
この従魔達にしてもそうだ。才能溢れる若き鬼を2人も使役するとは。この2人も将来が楽しみだ。まだまだ甘い部分はあるが、あの主に引っ張られて成長が早い気がする。今も戦闘を思い出してか悔しがっておる
「あーもう!全く歯が立たなかったわね。…イン分かっているわよね」
「悔しいぃ!いつまでも守られてるのは嫌だもんね!分かってるよスズちゃん」
「「絶対強くなる!」」
「ふむ、我輩からは何も言わない方が良さそうだな」
どうやら助言は必要なさそうだ
最後はグリム目線でした




