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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
52/417

#52 初ボス戦! その3

いつも読んでくださり感謝です!

いいね、評価、ブクマありがとうございます!

大猿さんはこちらをジロリと見ると徐に殴りかかって来た。

はやっ!?避けるのは無理そうっ


「くうっ…!」

「グギャ!?」


なんとかパリィが間に合う。セーフ!

そしてお互いに静止したまま時が流れる


「グ、グハハハハハッ!見事だ!」

「「「「!??!?」」」」

「よもやパリィで止められるとは思わなかったぞ!」

「「「「し、喋ったああああ!?」」」」


ええええええ!?


「グハハハ、気にするな!さぁ行くが良い!」

「いや、気にするよ!?」


何でさっさと行けみたいな雰囲気なの!?来た時とは反対側の門も開き始めたし、ファンファーレやらアナウンスのラッシュもきたよ!?…え?本当にこれで終わりなの?


「正直な話、口止めされてるから、俺の情報は伝えられないのだ」

「…ならしょうがないね!行こっか、みんな」

「しょうがないのかしら?」

「しょうがない、しょうがない!」

「…色々とモヤモヤしますが、レティちゃんに従います」


なんか大猿さんが凄い困ったような顔してるから、大人しく引いておこう。…聞いたら聞いたで、変なフラグ立っても嫌だしねー


「俺の試練を乗り越えたんだ。この先も頑張れよ!」

「ありがとー!大猿さんも元気でねー」


そう言って全員で門を潜る。なーんか最後は呆気なかったね


「お、広場だ?」

「広場ねー」

「休憩しよー!」

「…レティちゃん、ありがとうございました!おかげでボスを倒すことができました!」


あ、そうだった。キリちゃんともお別れだね。やりやすかったし、またご一緒したいね


「こちらこそ、ありがとー。また何処かでね?」

「是非是非!その時はよろし……えっ!?」


急にキリちゃんがウィンドウを見ながら驚いてる。


「どうしたのよ?」

「えっ…いやっ…そのぉ。……実はボス戦は配信でのコメントを非表示にしてたんです。今、非表示を解除したら怒涛のコメントラッシュでして…。その…最後にレティちゃんの顔を見せて欲しいって…」

「あはははっ!人気者だね?」

「うーん、それくらいなら良いけど…」


ネタバレ防止で非表示にしてたのかな?それにしても、顔を見せるくらいなら全然構わないんだけど…


「キリちゃんファンを虜にしちゃうよ?」

「…!それはいけませんね!では私だけに…」

「それはそれで炎上するわよ…」

「大変だ…?」

「うぇっ!?コメ欄が荒れてきちゃいました!?調子乗りました!ごめんなさい…」


あれま。鎮火しないとねー。カメラは…あれで良いんだよね

…んんっ


「キリちゃんファンの皆さん、初めましてレティです。あんまりキリちゃんを、いじめちゃダメだよ?…ふふっ」


最後にウィンクをして、はにかんでから仮面をつける

これで鎮火出来たかな…?


「……はっ!見惚れてました!?…えっ!?今度はベタ褒め!?手のひら返し過ぎじゃないですか!?腱鞘炎になりますよ!」


それからは、コメ欄とキリちゃんのコントを見ながらお茶会セットの準備を始める僕達だった


◆◆◆

ボス部屋にて


「それにしても愉快な奴らだった。特に…グハハハッ!次に会うのが楽しみだ!」


そう言うと大猿は森の中に消えていくのだった

もしかしたら明日もこの時間になるかもしれません。

ご了承下さい!

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