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信仰ピエロは今日も楽しむ  作者: 晩冬の小石
第一章 冒険の始まり
47/417

#47 山攻略中!

いつも読んでくださり感謝です!

いいね、評価、ブクマありがとうございます!

テントに入ってから、1時間程休憩して山攻略を再開した。少し寝たおかげか、体がスッキリしてる。すげー爽やかな気分だぜっ


「ん…?道幅が広くなってきた?」

「そうだな、何かしら変化があるかもしれん。気をつけるのだ、ご主人」



道幅が広がってから暫く歩くと、突如、気配察知が反応した。ふとその方向を見ると茂みから何かが飛び出して来た。


「何!?……?」

「鹿…?」

「の上に猿…?」

「あれは…騎鹿猿だな。見た通り、鹿に騎乗した猿だ。騎乗したまま、石の槍で攻撃してくるから厄介だぞ」


気配察知が反応してから接敵までの時間を考えると、相当速そうだね。


「じゃあ、いつも通り僕が気を引くから、攻撃よろし…」

「ウキーッ!」


急にお猿さんが突進してきたから避ける。お猿さんはそのまま突き進んで…


「お?いらっしゃーい!」

「ウキャ!?」


インは突進してきたお猿さんを、真正面から吹っ飛ばした。おー飛んでくね


「呆気なく終わったわね?」

「本来なら騎乗攻撃で厄介な魔物なんだが…関係無かったな」

「あはは、インだしね」


それにしても魔物の生息域が変わったのかな?速度が速いから奇襲に注意しなきゃね


「それじゃ、進もっか」


◆◆◆


「あれー?また開けた場所に出たね」

「さっきと同じ感じだとしたら…」

「…!前方から複数来るよ!」


団体さんだ。数は…6匹、先頭が1匹で2匹、3匹と続いてる。三角形だね。 これは流石に手こずるかも


「私がやってみるわね、サンダーレイン」

「「「「「「ウキャア!?」」」」」」

「うん、悪く無いわね」

「あれ!?スズ、詠唱は!?」


スズの範囲魔法で一網打尽にされた。全然、手こずらなかったよ…


「流石スズちゃん!」

「ふふん、それ程でもあるわね」

「これは…無詠唱スキルか」

「無詠唱!」


詠唱時間を無くすスキルだよね?デメリットは消費MP増加とかかな。無詠唱とか詠唱破棄とか、なんかかっこいいよね!


「さっきも開けた場所があって、その後から出てくる魔物が変わったわよね?」

「そうだな、おそらく集団は中ボスのような扱いで、区切りをつけているのだろう」

「じゃあ、ここからも変わるって事だよね!」


言われてみれば、さっきも開けた場所で集団からの攻撃にあったね。ここからまた、魔物の種類が変わるとなるとまた警戒しなきゃだ


「どんな魔物が出てくるか分からないから、引き続き気を引き締めて進もう」

「「「了解」」」


◆◆◆


「また道幅が広がったね」

「今度はどんな魔物かなー?楽しみだね!」

「そうねー、これまでみたいに、すんなり倒せると良いのだけれど」

「すんなり倒せるのは、お主たちぐらいだぞ…全く」


グリムに呆れられちゃった。


「ん?気配察知が反応してる。…道の真ん中で?」

「あれじゃ無いかしら?」


スズの指差す方を見ると……人?僕らに背を向けているから顔は見えないけど、髪が長いし女性?


「プレイヤーかな?」

「声掛けてみたら?」

「おーい!何やってるのー?」

「…!!まずいっ!皆、顔を見るな!」

「ウキャァ?」


振り返って見えたのは猿な顔だった。え!?魔物!?

っていうか顔見ちゃったよ!?どうしよう…

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