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二世界生活、始めました。  作者: ふくろうの祭
5章 みんなの日常生活
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No.87 I Love You / Me Too

まさかこんな所で茜に会うとは思わなかった。

茜は色々と理解が追い付いていない様子だった。

キロとテンも、キョトンとした顔で茜の方を見ていた。


「え、もしかしてホントにこの子達、蓮斗達の…」


「いやいや、違うから! この二人は、俺の家で一時的に預かってるだけだから!」


「分かってるよ、冗談冗談。しっかし、改めて見てもこの子達可愛いねー♪」


「ねぇーねぇー、このひとだーれ?」


「えっとね、この人は俺の友…」


「君達のパパの恋人の茜でーす♡」


「いや、違うから! お前二人に要らん事吹き込むな!」


「?? パパのこいびとはママだよ…?」


「ママ…? あ、スーナちゃんの事ね! そっかそっか、じゃあ愛人枠という事で…」


「いや、もうお前黙れ!!」


馬鹿な俺でも、スーナが後ろでふくれた顔をしているのは、流石に分かっていた。


「まぁ冗談はさておいて、この子達って一体どこから来たの? っていうか、誰の子…?」


「えーっとその…」


俺は無駄だと分かりながらも、とりあえずじいちゃんがついた嘘をそのまま踏襲して話した。

案の定、茜は全く信じてはくれなかったが、何か事情を察してくれたのか、それ以上は聞こうとはしなかった。


「あんたにも色々あんだね。まぁ頑張って」


「そんなに頑張ってるわけじゃ…いや、頑張ってるかな」


「あははは、無理しないでね! あ、そういえば彩ちゃんが家に来てるってお母さんから聞いたで茜に会うとは思わなかった。

茜は色々と理解が追い付いていない様子だった。

キロとテンも、キョトンとした顔で茜の方を見ていた。


「え、もしかしてホントにこの子達、蓮斗達の…」


「いやいや、違うから! この二人は、俺の家で一時的に預かってるだけだから!」


「分かってるよ、冗談冗談。しっかし、改めて見てもこの子達可愛いねー♪」


「ねぇーねぇー、このひとだーれ?」


「えっとね、この人は俺の友…」


「君達のパパの恋人の茜でーす♡」


「いや、違うから! お前二人に要らん事吹き込むな!」


「?? パパのこいびとはママだよ…?」


「ママ…? あ、スーナちゃんの事ね! そっかそっか、じゃあ愛人枠という事で…」


「いや、もうお前黙れ!!」


馬鹿な俺でも、スーナが後ろでふくれた顔をしているのは、流石に分かっていた。


「まぁ冗談はさておいて、この子達って一体どこから来たの? っていうか、誰の子…?」


「えーっとその…」


俺は無駄だと分かりながらも、とりあえずじいちゃんがついた嘘をそのまま踏襲して話した。

案の定、茜は全く信じてはくれなかったが、何か事情を察してくれたのか、それ以上は聞こうとはしなかった。


「あんたにも色々あんだね。まぁ頑張って」


「そんなに頑張ってるわけじゃ…いや、頑張ってるかな」


「あははは、無理しないでね! あ、そういえば彩ちゃんが家に来てるってお母さんから聞いたんだけど」


「あー、うん、昨日家に泊って行ったよ。まだ家に居るんじゃないかな?」


「そっか、じゃあちょっと顔出していくかな。でも元気そうで安心したよ」


「元気…なのかな。でもキロとテンの遊び相手にもなってくれてたし、大丈夫じゃないかな」


「分かった。じゃあ蓮人の家寄ってくね」


「了解、じゃあまた」


こうして茜は俺の家に向かって歩いて行った。

後ろを振り向くと、まだスーナは少しむくれた表情をしていた。

俺はやれやれといった感じで、スーナの元に歩いて行った。

そして、なんとなくスーナの頬っぺたを引っ張ってみた。


「ふえぇ!? 何、レン君急に!」


俺の突然の行為に、スーナは状況を飲み込めずにいた。


「いや…またスーナに嫌な気持ちにさせちまったかなって…」


「だからってなんで頬っぺたを引っ張るのー?」


「うーん…なんとなく引っ張りたくなった」


「うぅー」


そっとほっぺらから手を離すと、スーナはバツの悪そうな顔をしていた。


「私の方こそ…またこんな子供っぽい反応しちゃってごめんね…。誰も悪くないのは分かってるつもりなのは分かってるんだけど…」


「ママ―、どうしたの~?」


「ママ、げんきだしてー」


キロとテンは、しきりにスーナの傍に寄り添っていた。

二人なりにスーナの気持ちを敏感に察知して、励まそうとしているのだろうか?


「ふふふ、ありがとう! 二人共優しいね♪ もう大丈夫だよ!」


「わー、ママげんきになった!」


スーナは立ち上がると、突然俺の手を取った。


「レン君…その…私もっと大人になるね! 茜ちゃんの事もいつか好きになって…レン君の事はもっと好きになる! うん、絶対!」


「スーナ…ありがとう! 俺もスーナの事、もっと好きになるよ」


ここが白昼の公園であり、周りに人がいる事を思い出し、恥ずかしさのあまりに二人して悶絶するのは、また少し先の話である。

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