第二十五話夏休み①
今日から俺達は夏休みっ!!
やっぱ夏休みというか夏っていいよなっ!!
祭りに真理に、花火に真理に、海に真理に、スイカに真理に、浴衣に真理にetc
とにかく最高だよなっ!真理はっ!!おっと違った、違った。夏はっ!!
ほんと……真理は最高だぜっ!!
そして今日から3日間、俺達は合
宿のために海に来ている。なんで海かだって?じゃあなんで真理は可愛んだ?ってのと同じ真理だから割愛するぜっ!!
交通費、宿泊費等々は鳳さんの会長権限?によってなんとかなった。うん。なっちゃったよ。鳳さんすごいな……。
今日1日目は移動。今は電車に乗っている。いや〜電車いいよね!窓際に座って陽射しがいい感じに真理に降り注いで!おかげでさっきからナイスショット連続だぜっ!!その代わり車掌さんには変な目で見られたけどなっ!!でもそんなの気にする俺じゃないぜっ!ハッハッハ。(速攻でカメラ類しまったけど)
向かえには真理で、隣には鳳さんが座っている。
鳳さんは疲れてたのか、電車に乗ってからすやすやと眠っている。電車がガタンごどんと揺れる度に、鳳さんの大きな胸が上下に揺れる……。こうして鳳さんの大きな胸を見てると俺も男なんだなと思うよ。でもなんでだろう……真理の慎ましい胸の方が目が吸い寄せられちゃうっ!
まったく真理もすやすやと眠りやがって……可愛いじゃねーかよコノヤロー!!
まっ俺も今日が楽しみすぎて昨日徹夜してカメラの整備してたから眠いな。俺もちょっと寝よう。
☆
「鳳さん?」
「何かしら橘君?」
俺達は電車から降りたあと、ホテルにまっすぐきていた。時刻は夕方で今から遊ぶ気力にもなれないというみんなの意見が一致しホテルで休むということになったのだが
「なぜ一室しか取ってないんです?」
そう。鳳さんは何を思ったかホテルを一室しか取って無かったのだ。そりゃ鳳さん一人に任せてしまった俺も悪いし、正直、真理や校内一の美女である鳳さんと一緒の部屋に泊まりたいというともある。でも、でもっ!!駄目だろっ!!いろいろとっ!!
「あらっいいじゃない。この前だって一緒に寝たんだし」
「……っ!!」
くそっ!!なんも言い返せねー!!
そして正直、一緒に泊まりたいから反論したくねー!!
「別にいいじゃんお兄ちゃんっ!!」
だかな妹よ。ここはホテルで家じゃないんだぞ?
そんな上目遣いで同意を求めてもな……
「それもそうだな」




