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倶楽部長

 3年生になった僕は、ブラスバンド部の部長となった。

 部長は、部員の選挙などではなく、顧問の先生が指名して決めていた。


 おとなしく、引っ込み思案な僕は、部員をリードできるような性格ではなかったが、どうも他の3年生男子は揃いも揃ってできが悪く、消去法で残ったのが僕ということのようだった。


 ただ、実際にやってみると、リーダーシップが求められるような仕事はほぼなく、一番の仕事は部室の鍵の管理であった。

 朝練習があるので、誰よりも早く登校して部室の鍵を開ける。下校はもちろん部員が帰り、最後に鍵を閉めてからである。


 僕は、全校集会と、生徒会の集会のときには、行進曲を指揮する。どの曲を演奏するかも部長が選んでおり、自分の好みで選べるのがなんだかおもしろかった。


 全校集会で校歌を、生徒会の集会で生徒会歌を歌うときは、ステージの壇上に上がり、全校生徒に向かって指揮をする。


 これは、結構目立つ行為だと思うが、やってみると自分には思った以上に舞台度胸があり、さほど緊張することはなかった。

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