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先輩のトラブル

 彼女を(なぐさ)めている女子たちの会話を漏れ聞いたところによると、彼女は演奏会でリードミスをしてしまったらしい。


 リードミスは、木管楽器のリードが異常振動した時に起こる現象で「キュッ、ピー」といった甲高い非音楽的な音が出てしまう。

 これはサックスやクラリネットなどのリード楽器を演奏している以上、避けるのは難しく、運頼みのようなところがある。


 そういうことなので、誰が彼女を責めるでもないし、そもそも演奏会はコンクールでも何でもない。

 が、彼女は自分自身が許せなかったのか、演奏会に何かこだわりがあったのかわからないが、号泣している。


(そんなこと割り切ってしまえば、どうということはないのに…)


 僕は、そう思ったし、それができない彼女を何だか子供じみていると思った。それに何とも言えない違和感を覚えた。


 しかし、今思えば、たかだが14歳程度の少女が、そういった子供っぽさを残していても当然だと思う。


 僕は、勝手にY島先輩を大人の女性だと決めつけていたのだ。

そして、理想の彼女像とリアルの彼女とのギャップに違和感を覚えたに過ぎなかった。

本当のモテ期はこれからです。


次回(明日)、完結します。

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