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年上の先輩

 話を女性の話に戻そう。


 ブラスバンド部に入った僕は、3年生でフルートをやっているI上先輩に(あこが)れた。

 彼女は優し気な顔つきをしていて、お決まりの泣き黒子(ほくろ)まであり、下級生の僕から見ると、大人の色気のようなものが感じられた。

 彼女は、成績の方も学年トップを争うほど優秀であった。


 I上先輩は3年生であり、1年経つとあっという間に卒業してしまった。彼女に対する憧れは、成熟することはなかったし、同じ部ではあるものの、結局一言も口を聞くことはなかった。


 I上先輩が卒業すると、代わりという訳ではないが、アルトサックスをやっている1学年上のY島先輩に憧れた。

 どうやら僕は、少し年上の女性が好みのようだ。


 Y島先輩への思いも、結局は憧れ以上のものには発展しなかった。


 彼女には、印象的なエピソードがある。

 ある小規模な演奏会でサックスアンサンブルを披露(ひろう)していた後、彼女が号泣していたのだ。


 僕は、何ごとがあったのかと心配になり、彼女の近くをうろついた。

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