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助け

建物に侵入し、階段を降りて行くとゲームセンターだ。

学生時代は、少し足を伸ばし友人と、よく来たゲームセンターだが、電気が来ていないため暗いが、人の走る音や、すすり泣く音、怒号を飛ばし指示を送る人や、殴打音も聞こえる。


どうやら内容は、先程の銃声の話で持ちきりのようだ。

その時の銃声に合わせ、氾濫を企てる人が居たみたいだが、今は、若干落ち着いてきている。


それっぽい動きをしながらコンタクトを取ることを試みる。


「いや~さっきの銃声は、何だったんでしょうね?」

そう言いながら近づく。

「んなもん知らねぇよ!!それよりお前等は誰だ!?」

早速バレた。

辺りは殴られて倒れている人一人と、殴った本人、武装した人が五人、捕虜っぽいみすぼらしい人が、10人以上。

脱出経路的に屋上付近に固めている所を見ると反乱がしづらい位置に固めているようだ。


「忘れたんですか!?ひっどいなぁ!!」

そう言いながら散弾銃を床に置く。

「ん?....ああ!悪い悪い!それよりさっきの銃声だが、何処かの馬鹿か、俺達に恨みが有る奴の仕業だろう」


仲間の顔すら覚えていなくて、此処の警備をするのか....

それに助かっているのは自分なのだが....


「それとそこの屑はどうかしたんですか?」

「こいつか?こいつは!」ゴッ

そう言いながら蹴りを倒れている人に入れる。

「さっきの銃声に合わせて!ゴッ 逃げようと!ゴッ したやつだよ」

「そんな馬鹿がいたんですね....」

そう言いながら踏みつける。

「取り敢えず巡回して、損害を確認してきますね」

そう言いその場を後にした。


ゲームセンターを離れると、竜崎さんが耳打ちをしてきた。

「この分だと俺達だけで回収はキツイな」

「ですね....思った以上に人が多い」

「取り敢えず向井に連絡いれるか」

「ですね~....自衛隊に要請をしますか」

「だなぁ」


近くの便所に入り無線を入れる。

『此方侵入部隊聞向井こえるか?』

『聞こえます!』

『一人で基地に戻って自衛隊の要請を求むが出来るか?』

『レンジャー!』

『自衛隊の人には、大規模ゲリラ潜伏がしていて、これから敵対関係大になることを伝えてくれ』

『レンジャー!』

『自衛隊が近づき次第またの連絡をくれ』

『レンジャー!武運をいのります!』

『了解そちらも祈る!OUT!』


「ふぅ~」

「なんだぁ?もう疲れたのかぁ?」

「いや、此処の武装集団に反乱を起こすとなると、捕虜も切羽詰まってきてるのですかね」

「そうだな...倒れて居た奴も見た目は優男のようなやつだったしな」

そう言いながら屋上の所に戻った。


自衛隊がたどり着くのは早く見積もっても明日の昼以降だろう。


短いです!睡魔が来てしまいました!

ごめんなさい!

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