閉所
車をよけつつゾンビをよけつつひた走りつつ、暫く走り、銃砲店に着いた。
「やっと着きましたね」
「そうですね....所で、欲しいものは弓でしたっけ?」
「そうですねー...置いてあったらいいんですが、」
そう言いながら建物を見ると、結構荒らされたようで、窓ガラスや、扉は、開きっぱなしになっていた。
「これは、何も残って無さそうだなぁ」
そう言いながら竜崎さんが、落ちている一斗缶を足で小突く。
「取り敢えずゾンビが居るかもしtれないので、気をつけて、クリアリングしましょうか」
そう言い、入る前に、ちらっと建物の隅を見ると汚い残骸が残っていた。
痰をそこに向かって吐き9mmを構えて、建物に入った。
そーっと入ると、ヴァァ...とかヴゥゥゥとか唸る声が聞こえたので、二人にアイコンタクトを送る。
そーっと進むとゾンビが二体壁に向いて立っていた。
竜崎さんを見ると唇をうごかし、読唇術をしてきた。
『俺が右をやるお前が左をやれ』
『は?』
『俺が右を』
『は?』
『....』
竜崎さんの眉間にしわが寄ったので、そーっと左のゾンビに近づく。
後ろから近づき、ナイフを取り出し、渾身の力を込め突き刺すように延髄に刃を突くように叩きこむ。
手にかなりの衝撃が来て、重く刃が入り込む。
体重を乗せているお陰で、刃は、半分ほど延髄に侵入し、真っ黒の血を一瞬吹き出し、ゾンビは、あるべき姿に戻った。
竜崎さんも見ると、相手の頭を掴みゴリュっと捻ったようで鈍い音が聞こえ、ゾンビは頭を230度ほど首を捻り前のめりに倒れた。
するとパン!パン!と軽い発砲音が鳴り、向井さんを見ると、此方に向発砲したようだ。
後ろを見ると、袈裟斬りになったゾンビが顔を出して倒れていた。
此方も9mmを出し、急いで進むと、店内にはかなりのゾンビが入っていたようで、わらわら音に集まってでてきた。
9mmを撃ちつつ二階に駆け上がって気づくと、階段の下に結構ゾンビが集まってきて降りれなくなってしまった。
「fuck!!」
「どうするニート!!!これじゃ逃げれねぇぞ!!」
「すみません!!撃ってしまいました!!」
「撃ったのは良かったが、今はその話をする暇がねぇ!!!そこの棚を引っ張りだして、壁を作れ!!」
竜崎さんが叫び、向井さんが棚にダッシュする。
自分も金属製の掃除箱のような箱を見つけ引っ張りだす。
重さ的には、底にコンクリが入っているようで、推定50kg以上の重さが有る。
明日は筋肉痛確定だ。
それを出入口に運び竜崎さんに退いてもらい横にしておく
そしてまた走り運ぶを繰り返し腰以上の高さに積み上げ、向井さんの持って来た棚で動かないようにする。
焦って周りを見ていなかったが、運良くゾンビはいなかったようで、一息つく。
「いやぁ危なかった!!」
「前噛まれた時みたいに死ぬ思いをしましたよ!!」
「撃ってすみませんでした!あの時自分も飛びついて殺しておけば!!」
「いや、距離的には、飛びつくまでに多分飛び掛かられている...本当に助かった!!ありがとう!」
「んでぇ~どうするかだが、どうするよ?」
「そうですね....取り敢えず、二階で何か無いか探して、無かったら、窓から脱出って方向で行こうと思います」
そう言うと竜崎さんが、窓辺に行き、笑いながら聞いてきた。
「窓から脱出って、五点着地でもできるのか?」
そう言われ見に行くと一階まで目測5メートル以上はある。
で、でしたら、こう言う所って避難経路ってありますよね。
「塞いだ所が避難経路だ」
あ、積んだ?....いや、ゲームじゃない!!なにか手は有るはずだ!!
「じ、じゃあ天井に穴開けて....とか?」
「こんな分厚い壁どうやって開けるんだ?」
「.....」
「行きは良い良い帰りは怖いってか?」
「きた道戻るしか無いですかね....取り敢えず使えそうなものを探しましょう!!散開!!」
そう言い僕たちは、良さ気なものを探し始めた。
遅れました&短いです!
色々していて遅れてしまった!すんまそん!!
今日更新出来たらします!!




