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虹色ひとりごと。  作者: 雅タスク
17/27

第17回『アイツはイケてる闇の仕事人』

このエッセイ第4回『あの娘は可愛いスラムの花売り』、覚えている方も覚えていない方もいらっしゃるかと思いますが。

ひたすらゲーム『FFVII』のヒロイン・エアリス愛を書き散らかすだけの記事でしたが、そこで最後に記した、

“赤髪ロン毛に着崩しスーツの最高にかっこいいメンズ”

の話をね、今回は消化しようと思います。

というわけでまたガッツリFFVIIの話するよ!

このゲームアンチの方、ネタバレNGの未プレイ勢さんはここでそっ閉じを推奨するよ!!



というわけで、注釈を添えたところで始めよう。

赤髪ロン毛に着崩しスーツ、プレイ済の方はピンと来るかと思います。

ミヤタス推しメンの彼、名前はレノ。

まずもう、巨大カンパニーの中の特殊部隊の一員という立ち位置が既にかっこいいよね?

情報収集、潜入、誘拐、暗殺などなど社長の命令であらゆる闇の任務をこなすエージェントなんだぜ!どうよこの中二心くすぐる設定!!

そしてビジュアルがまたたまらんのよ……。

真っ赤な髪をツンツンに立てて後ろ髪を伸ばして結んだヘアスタイルといい、おでこに付けたゴーグルといい、ジャケット全開シャツも胸元がら空きなスーツの着崩し方といい、ポケットに手を突っ込んだルーズな重心の立ち姿といい、なおかつ細身なシルエットといい、本当かっこいいんだぞ、と!!!

あ、知らない方のために補足しますと『~、と』という語尾は彼の独特な口癖です。

でもレノの魅力は、何よりそのヤンキーっぽい出で立ちとプロの仕事人としての独自の美学のギャップだと思っている。

いちばんそれが垣間見えて私が大好きなのが、ウータイという街の酒場で休暇中のタークスメンバーと主人公クラウド達がばったり出会うシーン。

後輩のイリーナちゃんは敵だ!ってすぐ臨戦態勢になるんだけど、レノは意に介さず「せっかくの休暇がつぶれちまうぞ、と」とか言って相棒のルードとお酒酌み交わしちゃうんですよ。

非番の時は敵と会っても戦わないこの割り切ったスタイル。

見た目そんな血の気多そうなのに冷静~!ってギャップにまずやられるじゃん。

あと、そこのルードとの会話がツボすぎてやばいので見てくれ。


「もっと飲めよ、ルード、と。お前と組んでもう何年になる……?

タークスの仕事は辛いこともあるけど、ま、俺はやってきて良かったと思ってるぜ!

お前みたいな変なヤツにも出会えたぞ、と」

「タークスに……レノに、乾杯……」


この圧倒的バディ感。酸いも甘いも経て来た感。

はぁ……好き……(語彙力)

確かにアバランチの仲間を殺したり、スラム街のプレート支柱壊してスラムごと壊滅したり、任務の元に大量の人間を犠牲にしたりするめっちゃクラウド陣営(プレイヤーサイド)からしたら許し難い敵なんだけどさ……なんだけどさ……!

どうしようもなく好きなんだよね……!!

実はな、一見チャラい雰囲気だけど中身しっかりしてるタイプの二次元のメンズにめっぽう弱いんだミヤタスさん。

イリーナちゃんにそれでもプロですか!って怒られても、

「仕事のために全てを犠牲にするのはプロじゃない。そんなのはただの仕事バカだ、と」

とか言っちゃうからね。これ全国の社畜たちに聞かせたら泣いちゃう台詞だぜ……。

これを20代(私の中では彼は23~26歳くらいのイメージ)で後輩に言えるのマジプロフェッショナル。

そのあと、イリーナちゃんがコルネオっていうクズ富豪に捕まって、そいつをレノが華麗に始末するシーンがあるんだけど、もうかっこよすぎて私も一緒に崖から蹴落とされたかった……(錯乱)

本編で何度かレノとはバトルする機会があったから、その度に「ひょ~!レノさんやないか!!」ってテンション爆上げでなるべく長めに戦闘を続けることを頑張った思い出があります。(そして特殊攻撃のピラミッドで真面目に何度か全滅しかけた)



で、そんなレノさん。ゲーム続編のフルCGアニメになると超絶イケメンになって登場します。

もうイケメンすぎて嘘だろと思った……おお神よ何たる祝福かと天を仰ぎ見た……

CVが藤原啓治さんなのがまた有り得ないくらい合ってんだよね!

ゲーム本編よりコミカル担当っぽくなってて表情がくるくる変わるのも大変嬉しゅうございました……こんな可愛さがあるなんて聞いてないから!!って机叩きながら悶えてた。

レノとエアリスのために買ったそのDVDは未だに不定期で見返してる。



いつもながら知らない勢置いてけぼりで本当に申し訳ない!

でもその超絶イケメンなCV藤原啓治レノは『FF7 アドベントチルドレン』で検索すると多分動画がつべあたりで見れるので良かったら見てください……(ダイレクトマーケティング甚だしい)


お相手は私、雅タスクでした!


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