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第73話

 私は、前の会社で世話になった部次長に連絡した。


「お久しぶりです。部次長、元気ですか。今から、飲めませんか。」


と言うと、


「おお、久しぶりだな。元気にやっとるぞ。そっちこそ、元気か。今どこに居る?今、課長と二人で飲んでるよ。合流しよう。」


と言われたので、部次長達が飲んでいる店を聞き、部次長達が居る店の近くにゲートで移動した。

 部次長達の居る店は、普通の居酒屋だった。

 私は、店に入った。


「お久しぶりです。課長も元気ですか。」


とお互いに簡単な挨拶をし、席に着き、「とりあえず生で。」と店員に注文する。


「かんぱーい!」

「お久しぶりでーす。」


等と言って、3人でジョッキを合わせ、グーっと飲む。


「はぁ、御無沙汰してます。みなさん、元気にやってますか。」


と聞くと、課長が、


「ああ、みんな元気だよ。春の異動で、部長が営業本部長に御栄転され、執行役員になったよ。後任の部長は、営業部の松本さんが来たよ。部次長と私は、残留だ。課長代理は営業部の課長に御栄転で、後任が春日井支店で課長だった伊藤君だよ。」


と春の異動について説明した。

 部次長は、


「おまえの方は、どうなんだ。自衛隊って、どんな感じなんだ。」


と言うので、


「所属は、陸上自衛隊の迷宮探索隊長になります。階級は、一等陸佐です。」


と言うと、課長が、


「おお、隊長って格好いいじゃん。係長から隊長に格上げだね。階級は大佐とか大尉とか、そういうのじゃ無いんだね。」


と言うので、


「言い方が違いますね。自衛隊の一等陸佐は、大佐と同じですよ。」


と言うと、課長は、


「おお、隊長は大佐か。シャア大佐だ!隊長のスマホも赤いじゃん。さすが、シャア大佐だ。」


と言って、笑いって、私の肩を叩き出した。

 課長、結構、酔ってるみたい。

 部次長も、結構酔ってる様だが、課長ほどじゃない。


「おお、大佐か。凄いなぁ。仕事の内容は、どんな感じなの。」


と、部次長が聞いてきたので、


「肩書は、迷宮探索の総責任者ですよ。でも、実際は実働ですね。実際に迷宮探索もしますから、そういう意味ではプレイングマネージャーって感じですね。一般の会社でいう部長職なのに。でも、直属の部下が1人もいないですから、お飾り感満載ですよ。」


と説明すると、課長が、


「ええ、隊長って部長職なの。僕より偉いじゃん。出世したねぇ。良かったねぇ。」


と言い出す。

 酔ってるな、この人。

 部次長は、


「まぁ、外様だから仕方ないのかな。それに特殊技能を買われて行ったんだから。求められて行ったんだ。弱気になったら駄目だよ。」


と、少し励ましてくる。


「いや、別に腐ってる訳でも、落ち込んでる訳でも無いですよ。気軽で良いですよ。それで、給料も貰える。しかも、部長職ですから、給料も良いし、移動するときは運転手付きだし、それでいて、特に判断することも無く、責任が有るのか無いのか判らない。ある意味、最高ですよ。」


と私が言うと、


「まぁ、良いけど、悩みが有れば、いつでも連絡をくれよ。職場は変わったけど、俺は人生の先輩だからな。死ぬまで先輩風を吹かせるぞ。」


と、部次長は笑いながら言う。

 課長は、


「運転手付きとか、良いなぁ。おまえ。給料って、どの位貰えるの?」


とか、言っている。

 この話の流れで、「それを聞いてくるか。」と、逆に心配になる。


「まぁ、年収2,000万って話ですよ。」


と言うと、課長が、


「マジか!マジかよ。俺の倍かよ。」


とか言い出した。

 まぁ、実際に倍だろうけど。


「それで、プライベートはどうなんだ。奥さんとは、上手くやってるのか。」


と部次長に言われたので、


「ちょっと前に離婚しました。子供の親権は、妻に渡しました。現在、私は東京のマンションに住んでます。」


と答えたら、部次長が、


「そうか、色々と大変だったな。いま、40歳だったか。落ち着いたら、再婚したら良いさ。30歳過ぎの独身の子も多い。良い子いるよ。」


と言うが、既に目途が付いている話はしない。


「部次長、ありがとうございます。」


と御礼を言っておく。


 それから、某課長のセクハラだとか、どこぞの課長代理がパワハラで飛ばされたとか、そんな話で盛り上がって、お開きになった。

 やっぱり、部次長は良い人だ。

 しかし、社内では少し冷や飯を食っている。


 部次長は、仕事ができる人だ。

 だが、部次長が課長の時、パワハラで部下と揉めた件があり、少し出世が遅れている。

 今度、異動してきた新部長は、部次長の後輩だ。


 でも、あのパワハラは冤罪だ。

 悪いのは、当時の部下の方だと思う。

 実際、一緒の部署に居たから、細かいことまで知っている。


 もちろん、部次長に全く落ち度が無い訳じゃない。

 それでも、部次長は悪くないと思う。

 また、部次長と飲みに行きたい。


 今度、飲みに行く時、課長は要らない。


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