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赤白と金星の新たなる航路 No.3 厄災と豊穣の妖精竜『エスピナ』


「金色の粉かい?ヘスティア地方の子達はおかしな魔法を使うと聞いた事があるけど。それがそうなんだね」


「何がおかしな魔法だ!『星』の系統は現代のエウロペ大陸の魔法系統の一つだろうが。お前ら、神代の生き残りが使う、古臭い『色』と何ら変わらない、由緒ある魔法なんだよ!金星魔法『黄砂・導火』」


「ふぅーん!そうなんだ。此方(こなた)は田舎者だからよく分からないけど‥‥‥‥‥神代の子達が残してくれた『七大色素』の叡智を古臭いと言われるのは許せないかな!神代魔方(赤)『朱甲龍化(しゅこつりゅうか)』」


メリュジーヌ・フローレンスは金星(ポースポロス)ラダ・テラの繰り出した『黄砂・導火』を『朱甲龍化』で迎え撃つ。


「神代・魔法(赤)『赤爪乱舞』。君、その力‥‥‥‥‥金星の力って言うのかな?それさぁ、偽物だよね?」


「何?お前、今、何て言った?」


「いや、似せているって言うのかな‥‥‥‥‥金星の『神明』はあの方達の物だし。その力は‥‥‥‥呪いかな?あの方達はもうヘスティア地方に来ているから、このままだと君‥‥‥‥‥殺されるかもね。神様と天使様によって」


「は?何を訳の分からない事言ってんだ?お前!僕の力が偽物だと?」


「聞いた事があるよ。ヘスティア地方のNo.2の大神官には『星』の力を自由に使う子が入るってね。君、その子に何かされたんじゃない?」


「は?シリウスさんが僕にそんな事をするわけ無いだろう。あの人は僕の命の恩人で人生の師なんだぞ!」


「へぇー、そうなんだ。それは何とも騙しやすくて、利用しやすい立場に育てられたんだね‥‥‥‥‥‥少し同情するよ。だから、いちを忠告しとくよ。その偽物の『金星』の力は早く解呪した方が良いよ。なるべく早くね。そうしないと君‥‥‥‥‥‥そのうち大変な事になるからね」


「お、お前!本当にいきなり現れたクセに何で上から目線で僕に指図するんだよ!何様のつもりなんだ!」


「神代の妖精様だよ‥‥‥‥‥まぁ、いいや。丁度、この後はご主人様と合流するし、その時にでも解呪してもらおうね。クソガキ君」


「だ、誰がクソガキだっ!僕はラダ・テラ!!五芒星(ペタルファ)の一角。『金星(ポースポロス)』のラダ・テラだ!」


「名前なんてどうでも良いよ。それよりも早く、此方(こなた)を倒さないといけないんじゃない?反乱がどんどん大きくなってるし、『シルテア』に居た君の所の狂信者の子達がどんどん死んでいってるよ」


「何を他人事みたいにいってんだ!元はと言えば、お前が召還した竜のせいで‥‥‥‥‥‥‥魔力探知に『ロマ・テレシア』の信徒の反応が‥‥‥‥‥‥‥ホスフィンの一人だけ?‥‥‥‥‥‥他の信徒達は?」


「あー、今回、召喚した子は結構な悪食だからね。此方(こなた)の言うことには従順だけど。容赦は無いんだー、多分だけどね。君の所の信徒の子達は『エスピナ』の養分になっちゃったよ。でも、仕方ないよね?やったらやり返される!それが世の中の摂理だもの」


「お、お前は!!何て事を!!」


「‥‥‥‥‥‥ここら辺の信徒の子達は居なくなったけど。『シルテア』国内にはまだまだ。居るんだよね?信徒の子達‥‥‥‥‥エスピナは動き始めたら止まらないよ。此方(こなた)は『シルテア』の子達には手を出すな、助けてあげて~とは言ったけど。他の子は知らない。ご主人様の敵だもん」


「くっ!この悪妖精が!自分達が何をしたのかわかっているのか?これは前代未聞の大量虐殺なんだぞ!」


「最初に来た時に言ったんだよ。鏖殺するってね‥‥‥‥‥でも、安心してね。エスピナは栄養を取りすぎるとその栄養を吸い取った国に還元するんだ。この場合は『シルテア』の子達に行くのかな?」


「還元だと?」


「そうそう、厄災と豊穣の妖精竜『エスピナ』は一度動き出したら止まらないよ。そして、ちゃんと『シルテア』の子達に報いる‥‥‥‥‥飢饉の肉体を回復させるんだよ。クソガキ君」


「飢饉の肉体を‥‥‥‥‥回復だと?ま、不味い!この事を『ロマ・テレシア』に本国に急いで連絡をいれないと!‥‥‥‥‥」


「‥‥‥‥‥‥‥行かせる分けないでしょう。クソガキ君!神代魔法(白)・『白亜の部屋』」


「つっ!何だ?!白色の結界?くそっ!金星魔法『金色・残』」


ザシュッ!‥‥‥‥‥‥シーン。


「き、傷一つ付かない?」


『シルテア』の上空に『白亜の部屋』が出現する。それはまさにラダ・テラを捕える鳥籠。

彼の攻撃は一切効かず、逃げる事を許さない『神代』の牢獄である。


「フフフ、エスピナはもう止まらないよ。『シルテア』の信徒の子達を平らげたら。次は何処に行くと思う?クソガキ君」


「‥‥‥‥‥‥何?」


「エスピナに頼んで次に向かってもらう場所は君達の国『ロマ・テレシア』さ!」


「何?お前、何を言って‥‥‥‥‥‥」


「あの国は少し自由にし過ぎたね‥‥‥‥‥やり返し‥‥‥‥いや、報いが来たのかな?君達の肥えた魔力はご主人様と此方(こなた)がたらふく貰うからね。クソガキ君」


「くそっ!金星魔法『金霊』!!!」


「始まるよ。大国の崩壊‥‥‥‥‥『ロマ・テレシア』の滅亡がね」

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