登場人物紹介
若干のネタバレ含む。
ご注意ください。
【主要キャラ】
マリア
本作の主人公。腰までの長さから肩ぐらいまでになった白髪に、黄金の瞳。十八歳。
出自を理由にエキセア王国で酷使されてきた聖女であったが……身に覚えのない罪で断罪、追放されてしまう。
……が、追放先で小さな男の子に出会ったことで、全ての運命が動き出すことに……。
辛い生活を送ってきたがために、若干情緒が未熟。表情筋も若干、死に気味。
ホープ
本作のヒーローそのいち。黒髪紅目の三歳児。
《魔王の卵》と呼ばれる、迫害される容姿を有している男の子。両親が目の前で殺されたため、精神的にも魔力的にも不安定かつ幼児退行化気味であるが……マリアとの出会いで少しずつ落ち着き始める。
なお、本作の可愛い枠。
ロキ・セルリーツ
本作のヒーローそのに。暗灰色の髪に花浅葱色の瞳。二十五歳。
ホープの叔父。本人も黒に近い髪色を持つため(蔑称・モドキ)迫害気味の人生を送ってきた。しかし、兄夫婦が殺されたため、甥を引き取って育てることに……。なお、ロキの言う下っ端騎士は自称であり、本職は暗部所属の騎士(通称・黒騎士)。※姓は騎士になった時にもらった。
ついでにいうと、若干親馬鹿である。
スレイ
スレイプニル。年齢は本人もよく分かってない。
屈強な馬。黒い。デカい。脚が八本というまぁ、おっそろしい見た目をしているのだが……喋ると舎弟。馬鹿っぽい。
ロキの配下で、彼の影の中に普段は潜んでいる。人型は黒髪褐色の美丈夫。なお、馬耳と馬尻尾付き。
そのうち、一人と一匹の出会いを語る日がくるかもしれない。
【エキセア王国サイド】
ネイト・フォン・エキセア
エキセア王国の王太子(第一王子)。薄紫色の髪に碧眼。十八歳。
聖女マリアとの婚姻を控えていたが、横領や不貞、公爵令嬢の暗殺未遂などを理由に聖女との婚約を破棄。聖女を王都から追放した。
アレックス・スート・エキセア
エキセア王国の第二王子。側妃の息子。濃紫色の髪に橙色の瞳。十七歳。
聖女マリアを手に入れるために、聖女の追放を画策した犯人。何故、そこまでしてマリアを手に入れようとしているのか……。理由はまだ分からない。
ヘレナ・アデュール
アデュール公爵令嬢。波打った金髪に若葉色の瞳。十八歳。
元々、聖女候補であったがマリアが現れたことで聖女補佐となる。神殿から滅多に出ない聖女の代わりに慈善活動などを行っていた。だが、暗殺されかけたため、家族に多大な心配をかけてしまい、現在、ほぼ監禁生活に……。
ヘクトル・アデュール
アデュール公爵家嫡男。濃めの金髪に若葉色の瞳。十六歳。
実は卒業パーティーの場にいたため、王太子の聖女断罪の一部始終を見ていた。そのため、姉のヘレナに嬉々として報告。しかし、姉との会話で記憶の齟齬があることが判明して……?
【セヴェール王国サイド】
ディバルト・フォン・セヴェール
セヴェール王国の国王陛下。白髪つるっ禿げなお茶目さん。御年六十二。
かつて、《魔王の卵》であった弟を亡くした過去から……《魔王の卵》達が置かれている環境を良くしようと頑張っている人。
なお、国王陛下と愉快な御一家のリーダー。
イーリス・ルソル・セヴェール
セヴェール王国の王妃。深緑色の髪と瞳。若干ぽっちゃりしたお婆ちゃま五十六歳。
懐が海のように大きいみんなの国母様。過去、弟であり息子のように可愛がっていた子を亡くしたことから……夫と共に《魔王の卵》の迫害を少しでも減らそうと頑張っている。
ほんわかしながら、陛下のためにえんやから。縁の下の力持ち的なポジションである。
ディナント・フォン・セヴェール
セヴェール王国の王太子。深緑の髪に茶色の瞳。三十七歳。
王家の中では一番地味だが、魔法に関しては類を見ない程に長けている。後、普通に優秀な王太子。
妻であるミランダが大好きなので、万年新婚夫婦のようでもある。偶に彼女とお忍び王都デートしてる。
ミランダ・セヴェール
セヴェール王国の王太子妃。薄茶色の髪に薄紫色の瞳。三十七歳。
マリアの王宮暮らしにおける後見人。元は侯爵家の令嬢。勘が元気よく仕事をする王太子妃でもある。
なお、こちらも夫のディナントが大好きなので、毎日イチャイチャしたいタイプである。
モンド・プリセッタ
セヴェール王国の宰相。白髪混じりの薄墨色の髪に、紺色の瞳。五十四歳。
国王と愉快な御一家に振り回されている苦労人そのいち。一応、敏腕宰相ではあるのだが……それでも王家に振り回されてる。年齢よりも老けて見えるのが偶に傷。
本作の胃痛役そのいちでもある。
ヒューバード・スワロウ
セヴェール王国の騎士団長。薄紅色の髪に碧眼。五十二歳。
国王と愉快な御一家に振り回されている苦労人そのに。王族の護衛やら何やら、色々と頑張っているが……いつも護衛を巻いてお忍びに出かけてしまう王家とか。選民意識強めな部下とか、好き勝手してる息子のこととか、なんかもう色々と大変ではある。
本作の胃痛役そのにでもある。
マーガレット
家事妖精。橙色の髪をきちっと結い上げた小柄なメイド。年齢は……「女性に年齢を聞くのはマナー違反では?」
国王夫妻に仕える忠実かつ真面目かつ優秀な家事妖精。二人の身の回りの世話を担っている。
ロキが古きしきたりを守って、伝統ある言の葉を紡いだので一目置いている。
ビー
オラシオン商会の商会長。茶色の髪を一つ縛りにしている、中性的な見た目の人物。年齢は二十二歳。
柔らかな雰囲気に反して、手堅い手腕で自分の商会を王家御用達にまで成長させた若き商会長。
商会で取り扱う商品は自分の足で現地まで向かい、自分の目で見て確認する主義であるため、昔からの付き合いである冒険者を護衛によく出かけている。
カーディナル
A級冒険者。赤い髪に翠色の瞳。頬に刻まれた大きな傷が特徴的な三十三歳。
刃に纏った炎で敵を灰に還しまくったことから、《真紅の灰刃》という渾名で呼ばれる、それなりに名の通った冒険者。女たらしであるが、子供には勝てない。
昔から付き合いのあるビーに雇われて、よく商品確認のための旅に付き合うことが多い。




