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なんとか撃破

 拳がぶつかり、槍に凄まじい衝撃が加わると同時に、ほとんど爆発のような石の割れる音が聞こえて、クリスタルゴーレムの腕は砕け散っていた。


「ギイイィィ……」


 薙ぎ払うような攻撃や振り上げる攻撃では、硬い場所にぶつかることはないが、叩きつけなら石畳の地面に当たる。なら、そこを土台にして槍を突き立てれば、ゴーレム自体の攻撃をそのまま1点に集中して返すことができるのではないか。俺はそう考えて槍を使ったが、かなり危ない橋だったというのは自覚していた。


 なんせ頬を凄まじい速さの破片が掠めていき、崩壊するゴーレムの腕も、防具が無くては無事では済まない勢いで俺の身体に当たっていたからだ。間違いなく救護保険があって、その上で見えないながらも防具があることを頼りにしていなければ、こんな行動は起こせなかった。


「っ……」


 クリスタルゴーレムは、突然片腕を失いひるんでいるが、それが終わればさらに激しい攻撃をされるだろう。俺は全力で距離を取り、地面から引き抜いた槍を構えなおす。


 石突があった部分からは放射状に亀裂が入っており、衝撃のすさまじさを物語っている。その一方で、武器の槍には一切刃こぼれなどの目に見える損傷はなかった。さすがはボスモンスター素材で作った武器、丈夫さも折り紙付きという事か。


「ギギィィィ」


 ゴーレムは重心のつり合いが取れなくなったようで、残った腕の方向に物凄い傾いていた。かなりバランスの悪くなった動きで、歩く姿に頼りなさが漂っていた。


 とはいえ、相手はボスモンスターの上にかなりの重量級だ。ここで侮れば、すぐにでも潰されてしまうだろう。だから、俺は油断する訳に――


「ギッ」


 俺が距離を空けようとした瞬間、東野くんが大剣でゴーレムの足元を薙ぎ払った。


 元々バランスの悪くなっていたところに、歩行途中の不意打ちで重心をずらされたクリスタルゴーレムは、いとも簡単にその巨体を大きく傾け、地面に激突する。


 巨体が転ぶというのは、想像以上に大きな衝撃だ。


 身体が小さい子供の頃であれば、転んでも膝をすりむく程度で済むが、大人になってからでは容易に骨折しかねない事態になる。一二〇センチが一七〇ちょいになった程度でそれなのだから、三〇〇センチを軽々超えている巨体が転べばどうなるかと言うと――


「ギ……ギギッ」

「っ……死ね!」


 身体の中程から大きなひびが入って崩れたゴーレムは、胸部にある結晶――コアを東野くんの全力を込めた振り下ろしで破壊されて機能停止した。


「さ、さすがカリスマストリーマー……」

「ちっ……先輩、次その呼び方したら怒るからな」


 素直に賞賛を送ると、東野くんは心底嫌そうな顔でそう返してくれた。

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