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76 時空魔法のポイントが足りない…

よし、空間魔法もマスターしたし宿へ帰ろうかな。

今日は修行開始から6日目だからそろそろ全体召集だろうし急がないとまずそうだ。


今回マスターしたことによって空間認識は1m~500mくらいの半径を把握することができるようになった。

空間作りの方は試していないけど、今いる部屋の半分くらいならなんとか作れそうだ。

マスターしても作れないところを見るとルーシーは時空魔法でこの部屋を作ったんだろうな、


転移に関しては転移先に目印となる俺の魔力が存在していなければならないらしく、魔力を込めたなにかを置いておかないと発動ができない。

ちなみに発動に時間を必要としない瞬間移動は時空魔法の特権なのでそれはできない、あくまで発動時間は長めだ。

発動さえすれば転移なので一瞬だが。


「それじゃ今回の修行も一区切りがついたし帰ることにする」

「なんじゃ、このまえ言っておった学校かの?それじゃまたいつでも来い」

またすぐ迷宮にもぐりに来ると思うけどな。


そして宿へ戻ってきた。

あ、また通信魔道具もらうの忘れたわ。


「みんなただいま~」

「あ、ゼノンくんだっ、遅かったね?今日は全体召集の日だから呼びに行こうかと思ってたんだよ」

「その顔をみると何か収穫があったようだね、こっちも1週間でいろいろ学べたよ」

フィッテはみんなと俺を呼ぶか相談していたらいしが、その時にちょうど帰ってきたみたいだな。


「ああ、収穫もなにも空間魔法を使いこなしてきたぞ。悪夢のような修行だったけどな…」

「悪夢なような修行……、一体どんな修行だったのかしら」


サイコロをコロコロする修行だよ。


「まあそれはまた今度はなすとして、学校へ行こうか」


全体召集では実技があるみたいだし何をやるのか楽しみだな。



学校へ向かいながら時空魔法のポイントをステ振りで確認していたが、その必要ポイントが法外すぎて眩暈がした。


(アクティブ)


元素魔法(時空)

└初期必要ポイント:10


桁が一つ違った。

なんだこれ…10ポイントってエクストラスキルの2倍だぞ!?おかしいやろこんなん!

それだけ習得が困難ということなんだろうけど、ポイントでレベルMAXまで上げようとすると550ポイントかかる。


というか今の俺じゃ最大値まで取れないぞ、ステ振りのレベルボーナスだけでみると55レベル分だ。

これはレベル1だけとって地道に上げていくしかないな。

習得に早くとも数年かかるっていうのは間違いなさそうだ。



とりあえず10ポイントだけ消費しておいた。



「学校についたか、久しぶりに外に出たから新鮮な気分だ。そういえば皆はどんな授業とったんだっけ」

「ははは、それは内緒だよ」

「内緒だよ~」

「内緒ですわ」


俺は話したのに……、きっと実技の時に披露するつもりなんだろう。


そしてSクラスの席でだらだらしていると、少年A…ファイスを見かけた。

だが、俺がチラ見すると取り巻きとファイスが物凄いスピードで顔をそらした…どうしたんだ少年たち。

エレンに聞いてみよう。


「なあ凄い勢いで顔をそらされたんだが」

「ははは、知らない方がいいよ」


エレンの目が笑ってない。

あ、うん、なんとなくわかった。


少年たちは触れてはいけないものに触れてしまったようだ。


「まあ彼らはまだ懲りてないみたいだけどね」


確かに顔はそらしたけど態度が納得いってない様子だな、まあ別にそれでもいいと思うんだけどね。

ぶつかりたいときはぶつかればいい、大人になったらできないからな。と、俺個人は思ったり思わなかったり。


「じゃあ席にもどろっと」


席に戻ったころに魔道具をつけた教師…イーグル先生が現れた。


「よし、今日は全員そろってるな。それじゃあ週1の実技を始める、全員訓練場へ向かうぞ」


あの訓練場か、校長と試験を行った場所だろう。

ここからは歩いて10分ほどの所にあるが、やはり大きさが大きさなのでここからでもよく見える。

俺が浮いてたのが発見できるわけだ。


「それじゃ今日は3対3のパーティ戦での訓練を行う。パーティの基本は2人~6人だが、6人で連携を取るのはパーティ戦に慣れていない者もいる中だと困難を極めるための3人だ。バランスをとるために組む相手は俺が決めるからそのつもりでいろ」


ふむふむ、確かにこっちが勝手にパーティを組むと極端に強いチームができてしまうからな、なるべくバランスを取るならベストな方法だ。

ちなみにバランスを取ると言ってもSクラスは個性が強すぎるために今回は大まかに対戦するパーティは分けるそうだ。

実技が得意なパーティと学術が得意なパーティって感じでそれぞれ同じ得意分野での戦闘になる。


そしてイーグル先生が決めたペアは以下の通りだ。


人数は17人なのでできたパーティは6つだ。


【実技側】

1:フィッテ・エレン・少年Aの取り巻き

2:ヴァニエ・初日に話しかけてきた少年・謎の少女

3:俺・ファイス


【学術側】

3人

3人

3人


といった具合だな。

こっちは2人だが人数制限上はしかたないので良しとする。

ヴァニエは学術側に入るかと思ったがたぶん授業で戦闘力そのものは認められているんだろう、それ故のこの配置だと思われる。



「おい黒髪、俺はお前を認めたわけじゃないぞ。お前らの称号ががまともに勝ちとったものであることは理解したが、それでも納得いかねぇ。俺がこのSクラスで1番なんだよ」

「それでいいんじゃないか」


自信があるのはいいことだ、わざわざ2番や3番を狙う意味はないからな。


「舐めやがって……」

「舐めてないって、むしろやる気があるのはいいことだ」


エレンの逆鱗に触れたのはこいつなりの煽りだったんだろうとは思う。

こういうタイプは基本的に挑発から入るからな…天邪鬼ってやつだ。


「それではまず、1組のパーティと2組のパーティで戦闘を行え。審判は俺がつとめる」


さて、みんなが内緒っていってたのを見せてもらいますかね。


ファイス少年はかなり天邪鬼です。

エレンに叩きのめされましたが、そこまで懲りていません。

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