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39 スラキューソード爆誕

【明星の流双剣】ですか?

……ハッタリです。

俺は夜の試合まで、久々にのんびりすることにしていた。

いつも修行と試合ばかりじゃ気が滅入るからな、息抜きは大事だ。


そして俺はさっそく王都ゲイムの門をくぐり、そこらへんのモンスターと戯れることにした。

あれ、これって修行じゃ……。


よし、細かい事はきにしないことにしよう。

戯れるといっても倒すのがメインじゃない、王都周辺のモンスターの生態調査だっ!


……はい、無理やりこじつけました。


しょうがないんや、俺たち3人は王都では既に結構な有名人になっていて、道行く人に「おっ今日も試合でるのかい、まだ子供なのに強いんだってな!」とか「ママー、あのお兄ちゃんまたお面してるー」とか言われるんだからな。

たまには外で一人になりたいんだよ……。


既に頭打ちになったレベルのモンスター相手に、バッサバッサと殴りかかっているとモンスター同士で戦いあっている姿を発見した。

モンスター同士でも戦うんだな、まぁ当たり前か、モンスターだって生きてるしな。


ここらへんではCランクの魔物でも人間に襲い掛かってくるが、たぶんこの魔大陸じゃD~Cランクがクロスハート領のゴブリンみたいなもんなんだろう。

戦っているのは鋼色のスライムと紫色のイノシシのモンスターだ。

鋼色のスライムなんてみたことないが、レアモンスターなら経験値がうまそうだ、イノシシと共に狩ってみよう。


ここに来るまで何度かたたかったが、イノシシは毒持ちで皮膚やツメ・キバなんかも紫色をしている全身毒兵器モンスターだ。

さわりたくないから、魔法で駆除する。


「毒の肉なんて需要ないし、汚物は消毒だァー! ハッハァ!」


謎のテンションと共にオリジナル魔法のフレイムゴーストを発動した。

……瞬間、俺の目の前に黒い炎の俺が現れた。


ちなみにこの魔法は火+闇の魔法なのだが、すごいのは火力ではない、その特性だ。

魔法単体で自立して動き相手を追尾するのは序の口で、なんとこの炎、相手の魔力を吸って燃えるのだ。

魔法抵抗がない者や、魔力の漏えいを抑えるための魔力操作が未熟な者なんかは、あたったら最後だな。

実に凶悪だ。

まあ、それ以外にも対抗手段はいろいろあるけど、それをいったらキリがない。

ただ消えにくいってことだ。


そして数分後、そこには灰となったイノシシと無傷のスライムがいた。


「……なんでや!」

「キュキュ? キュー!」


スライムがこちらに突進してきた。

次の相手はおれだってか、やってやろうじゃないか。

するとスライムは突然おれの目の前で急停止し、こちらの様子を伺い始めた。

いや、実際伺っているかどうかは知らない、目がないんだよスライム。


「……なんだお前、戦うきがないとかそういうやつか?」

「キュー! キュキュー!」


何言っているのかわからないが、スライムが全身を震わせキューキュー鳴いている。

……ハッ、まさかお前、イノシシを倒したのが自分を助けるためだとか思っているのか?

くっ、殺しにくいが、これも俺の経験値のためだ。

すまんなスライム!


「もういっちょフレイムゴースト!」

「キュ~! キュッキュ!」

「……」


スライムは無邪気に跳ねていた。

うそやん!

俺の魔法が全然効いてないどころか、宴会芸みたいな扱いになってるぞ。


俺は謎のスライムを鑑定した。


【マスター】ゼノン・クロスハート

【Lv】23


(エクストラ)

遺伝スキル【鋼の血脈】


なんでなん、なんで俺がスライムのマスターになってるん。

魔法が効かないのは遺伝スキルによるものらしい、どうやら魔法が効かないがスピードとスタミナが低下するというスキルみたいだ。


「お前、いつ俺のことマスターにしたんだよ……」

「キュッ?」

「……あ、うん」


何言ってるのかワカンナイ……。

だが、なってしまったものはしかたない、ペットに攻撃するのは気が引けるので宿まで連れて帰ろう。

魔大陸の宿は基本的になんでも泊まれるから問題ない、だってモンスターの見た目の魔族いるしな。


「よし、王都の門までモンスター狩りながら帰るぞ」

「キュッ」


どうやら俺の言っていることは通じるらしい、かわいいので頭の上にのせた。

そして襲い掛かるシカ型モンスターをを狩ろうとすると、スライムが頭の上でぐねぐね動きはじめた。


「キュゥウウウッ!」

「……ッファ!?」


数瞬後、なんとスライムの体が槍のように伸び、シカの脳天を一撃で串刺しにしてしまった。

なにこのこ怖い、めっちゃ強いやん。

そして何事もなかったかのように、また頭の上で丸くなっていた。

お前の体って自由自在なのな。


そして俺はある遊びを思いついた。


「なあお前ってこういう細長いものになれる? ……そうそう、そこをもっと薄くして、ここをとがらせて……」

「キュ……」

「いや違う、ここはもっと鋭くだ……」


…………

……


「キュー!」

「おっしゃああっ!出来たぞっ!」


スライムが剣になりました。

何言ってるかわからないと思うが、スライムが剣になったんだ。


俺が思いついたのは、形を自由に変える事の出来る鋼スライムを使って、自由な武器にできないかということだった。

スライムには核となるコアがあるので、それさえ気を付ければ剣や槍などそこまで体積が必要じゃない武器に変化できると思ったのだ。

そして結果、スライムソードの作成に成功した。


「よしっ、お前の名前はスラキューだ! そして今の形状がスラキューソード! 覚えとけよ!」

「キュ!」


やったぜ。


さっそくスラキューソードでモンスターと戦ってみたが、スキルの覚えていない俺ですらスパスパきれていた。

なんなんだこのスライム。

どうやら、俺の動きに合わせて剣の角度をズラしてくれているらしい。

うまく剣を振れない俺でも、ちゃんと剣の刃先がモンスターに立つというわけだな、たぶん。


そして宿へ戻る頃にはスラキューはソードモードとランスモードを習得していたのだった。

ちなみに剣術と槍術は様子見でとっておいた。


【名前】ゼノン・クロスハート

【種族】人族

【Lv】33


【ステータス】

魔力量:20204

筋力:164+50

耐久:196+50

持久:160+100

敏捷:263

賢さ:993

精神:39415


【スキル】


(ノーマル)

アクティブ:

元素魔法(火:Lv.5/水:Lv.6/風:Lv.7/土:Lv.7/雷:Lv.6/光:Lv.6/闇:Lv.6/無:Lv.9…圧力:Lv.7)

隠ぺいLv.10

鑑定Lv.10

体術Lv.10

オーバードライブLv.--

格闘術Lv.7

New剣術Lv.3(12P消費)

New槍術Lv.3(12P消費)



パッシブ:

無詠唱Lv.9

魔力感知Lv.8

魔力操作Lv.8

言語理解Lv.6

筋力増強Lv.5

耐久増強Lv.5

持久増強Lv10



(エクストラ)

アクティブ:

New 遺伝魔法【魔法反射:Lv.3】


パッシブ:

New 遺伝スキル【ワイルドセンス:Lv.5】


(ユニーク)


アクティブ:

ステータス振り分け

└ポイント:421

New蒼炎の魔神


パッシブ:

不死身の情熱

地球の創造神の加護

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