表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/162

10 馬車といえば盗賊、ここテストに出ます。

ロイルは王国では前衛最強クラスです。

王都へ出発してから一日経った、フィッテを載せてからは半日だな。

だいたい王都までは二日で王都で二日滞在、帰りに二日といったところだ。

王都には明日の昼あたりに着くはずで、ついたらまずパパンが王と大教会に連絡、俺とフィッテは自由時間というわけだ。


そしてさらに半日が過ぎ、日が沈もうとしていたところ魔力感知に反応があった。

どうやらパパンも気づいていたみたいで、剣に手を当てていた。

魔力感知によれば、後ろに5人、前に3人、左右に2人づつといったところだ。

これはアレだな、よくテストに出るやつだ。

俺は間違えないぜ!


ずばり、【盗賊(TOUZOKU)】だなっ!


「父さん……」

「ゼノン、お前は馬車でフィッテちゃんを守れ。すぐに終わらせる」


パパンは一人で全て対処するらしい、剣一本で全方向をどうする気だろうか。


「分かった。フィッテ、俺から離れるなよ」

「……うんっ!」


フィッテが抱き着いてきた。

おいっ、ちょ、この子大胆……。


あっ!

そこはらめぇ!

……アッー!


そんなことをしているウチに、パパンが馬車から飛び降りた。


パパンは馬車を追い越し前方にいる盗賊に駆け寄ると2人の盗賊を瞬殺した。

なんだ今の、剣の軌道が見えなかったぞ!

……パパンはやはり化け物だったようだ、たぶん魔法を使っても今の俺じゃ一瞬で細切れだな。


目にもとまらぬスピードで左右の盗賊も瞬殺したパパンだったが、後方の盗賊達は不利を悟ると一目散に逃げ出していた。

するとパパンは、魔力を剣に貯めはじめ構えを取った。


「私の領内、私の目の届く所で、犯罪行為でいつまでも好き勝手などできると思うな……【紅蓮剣・閃】」


パパンがそう呟いたときには、赤いビームのような一閃が後方の盗賊達に衝突し、真っ二つにしていた。

って、なんだそりゃあああ!

剣聖パナい、パパンパナい、僕もうおうちかえる……。


動揺してしまったが、おそらく今の属性は火と無だ、魔力感知はギリ反応していた。

まさか剣に魔力を纏わせるとはね。

おそらく特殊なスキルなのだろう。


ちなみにフィッテは俺に抱き着いたまま目をつぶっていたみたいで、何も見ていなかったという。


ちなみに盗賊を仕留めたパパンは、盗賊の首をまとめて荷台につっこんでいた。

王都で衛兵に渡すらしい。


そんなこんなでトラブルとかありつつ、俺たちは王都カーデンについた。

ちなみにこの国の名前はカーデリオンだったりする。


しかし、ついたはいいがさすが王都だけあってどの門番も混んでる混んでる。

これはしばらくは入れないなぁ。


入口は一般人・商人・貴族のコーナーに分かれているが、さすがに王都だけあってすんなりとはいかないみたいだ。

1人通るごとに情報整理とかもしているみたいだしクールタイムがそこそこある。

……これは1時間くらいかかるかな?


「父さん、まだぜんぜん入れなさそうだし、ちょっとだけ前見てきてもいい?」

「まだ1時間はかかるか。うーむ、まあここまで来れば安全だしお前だからな、遠くに行き過ぎるなよ。それとフィッテちゃんには悪いが君はここでお留守番だ、預かっている子から目を離すわけにはいかないんだ」

「あぅ……、ゼノンくん。……わかりました」


フィッテの目が未練を訴えていたが、俺はそそくさと抜け出した。

フィッテには悪いがちょっと試したいことがあったのだ、すまんな。


というのも、あれから森で少し鍛えていたことを話したと思うが、Lv.10になったときに覚えたスキルを試したかったのだ。

Lv.10になると、いままでスキル欄になかったスキルが増え、消費ポイントが高い項目が現れたのだ。


その名も【鑑定】、鑑定だ。

大事なことなので2回いった。


いや、だってさ鑑定だよ鑑定!チートの定番鑑定といえばテンションあがるのも道理だな。

なお、消費ポイントがLv.1で3P Lv.2で6P Lv.3で9Pとポイントの消費が1.5倍になっていた。

Lv.10を超えてからはゴブリンやスライムではなかなかレベルがあがらず、いまはLv.11で打ち止めとなっている。


ちなみに森での狩りは身体強化とアイアンメイデンしか使っていない、母さんに見られた初日のスキルだけで対応しているのだ。

まだ全てのカードを知られてはまずい、いくら両親が寛容だとはいえ言語理解でこれだ、危なすぎる。


で、今の俺のステータスがこれだ。


【名前】ゼノン・クロスハート

【種族】人族

【Lv】11


【ステータス】

魔力量:(20036)→20072

筋力:(24)→54

耐久:(28)→64

持久:(23)→50

敏捷:(36)→87

賢さ:(835)→871

精神:(39237)→39273


【スキル】


(ノーマル)

アクティブ:

元素魔法(火:Lv.2/水:Lv.4/風:Lv.4/土:Lv.4/雷:Lv.1/光:Lv.4/闇:Lv.4/無Lv.5)

New 隠ぺいLv6→Lv.10(62P消費)

New 鑑定Lv.4(30P消費)


パッシブ:

無詠唱Lv.6

魔力感知Lv.5

魔力操作Lv.6

言語理解Lv.3



(ユニーク)


アクティブ:

ステータス振り分け

└ポイント:1


パッシブ:

不死身の情熱

地球の創造神の加護


こうなっている、ゴブリンやスライムなどをいくら倒しても、合計20Pしかたまらなかった。

どうやらゴブリンやスライムにもレベル差というか個体差があるようで、ちょっと強いゴブリンを倒したときなんかはポイントが上がりやすいことが発覚した。


そして隠ぺいがついにカンストした、王都の鑑定機は侮れないからな、ちょっと焦ったぜ。

基礎能力も+1Lvで平均+6であるのは確定みたいだが、やはり上昇にバラつきがある、ここらへんはどうなっているのかほんとうに謎だ。


ちなみに鑑定はレベル差が開きすぎていると効果がないらしい。うちのパパンとママンには効果がなく、メイド達にも弾かれてしまった。

メイドとはいったい……。


ギル兄さんとミュラ姉さんには通用したが、多少スキルがあるだけでLv1の子供だった。

そりゃそうか。

フィッテも同じである。


ということで、俺は1時間待ちの人や門番に鑑定をかけまくりたくてウズウズしていたのである。


では、早速鑑定をしていこうと思う。

……これレベルが低いと発動遅いんだよなあ。


ちょっと離れているところからバンバン凝視しまくっていると、この世界の人たちの平均がわかってきた。


まず村人のレベルだがLv.1からLv.3であった。

これは低いように思われるがもともとモンスターと戦うのは衛兵や騎士の役目であり人里にもおりてこない。


少し遠出するときに弱いモンスターに出くわしたとしても、基本的に村人がモンスターを相手にすることはない、ゴブリンなども同じくらいのレベルなのだから当たり前だ。

能力は個体差が激しすぎて上昇率などはわからなかった。

珍しそうなスキルなんかは特に無し。


次に商人だが、これは人によって差が開きすぎていた、場合によっては鑑定できない人もいたりしたのには驚いた。

Lv.1からLv.15くらいまではちらちらいて、てんでバラバラだった。

おそらく元冒険者などが商人になったり、行商人などは魔物と戦う機会なども多いためであろう。

スキルは冒険者よりのものから、そうでないものまでなんでもありだった。


冒険者のような風格の人もいたが、もちろんバラバラだった。

これはレベルにおいては参考にならないが、スキル構成などがとても参考になった。

もちろん鑑定が弾かれたものは除外する。


例をあげていこうと思う。


Lv20の前衛冒険者(中年) 【剣術Lv.3】【無魔法Lv.1】【筋肉増強Lv.2】【体力回復Lv.4】

などなどだった、思ったよりもレベルが低い。

まぁそりゃそうかもしれない、俺がスキルをポンポン覚えているのはユニークのおかげだし、魔法に関しては魔力使い放題ならそりゃそうなるわけだ、ユニークの異常さを思い知った。


衛兵まで視たかったが、そろそろパパンが門番付近に来ていたので切り上げることにした。



ステータス振り分け、不死身の情熱の1つ1つが勇者の加護と同じくらいのチートっぷりになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ