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350 決戦 ③

俺はブレスを受けて消えていく自分を自覚しながらある人物と会話をしていた。


「ようやくここまで来たのですね。」

「どうしてイザナミが出て来るんだ?」


俺の目の前には蘇る前の、まだ火傷と傷に犯された姿のイザナミが居る。

もしかするとあの時に情報を頭に焼き付けられた時からこの状況を予想していたのかもしれない。


「アナタにはあの時には言えなかった幾つもの秘密があります。私は本体とは繋がってはいませんがアナタの記憶を読み取り必要な情報を与える許可を貰っています。」

「そういえば幾つか知りたい事があったんだ。」

「そうでしょう。それにアナタは本当に私が望んでいた事をしっかりと回収してくれているようです。それではまずはミキとカナデに付いて話しましょう。」

「時間に余裕はないと思うんだけどな。」

「そう思うなら静かに聞きなさい。」


そう言ってイザナミは2人の事を教えてくれた。

あの2人が戦国時代で知り合ったカナエとシラベである事や、イザナミがずっと昔から見守っていた事。

そして、もし俺と出会わなければ次の転生先では魂が一つの体に宿り、その作用で以前の姿に戻ってしまうという事。


「その以前の姿って何なんだ?」

「彼女達は私が産んだ初めての子供なのです。生まれて来た時は人の形をしておらず、唯の肉の塊でした。そして、その体には2つの魂が宿りそれは常に引かれ合い、肉体と言う境界をも朧げなものに変えていたのです。」

「それで肉体を破壊して魂を2つに分けたのか?」

「殺したと言っても良いのですよ。イザナギは2人を切り離し船に乗せて別々の方向へ流しました。あの頃は黄泉なども無かったのであの子たちは遠く離れた地で人間として生まれ、それからは交わる事もなく平和に暮らしていたのです。」

「でも今は双子になってるぞ。」

「あの2人の魂は常に引かれ合い時を重ねる毎にその距離を近付けて行きました。もしハルヤと出会っていなければ今回の転生で2人は1つになっていたでしょう。」

「俺と?」

「そうです。あの子たちは1人の相手を好きになる事で互いに反発が生まれ、最悪の運命をギリギリで食い止めたのです。」

「それなら事前に干渉すれば良かったんじゃないか?」

「私達は転生先を選べません。それに下手に干渉すればあの子たちの魂の性質に狂いが生じます。1度時間差で送り出してみましたが互いに死産に終わり黄泉へ帰ってきています。」

「進行を早めるだけなんだな。」

「そうです。しかし、今はアナタの加護があの子たちを包み保護してくれています。それに半神となっていれば簡単に死ぬ事もありません。私としては最良と言える結果です。」


確かに今までの世界だと人が神となる可能性が無いに等しかった。

何度転生したとしても神に至る事は無かっただろう。

それにもし俺と出会っていなければ次の転生も無かったと言う事になりステータスを取り入れても手遅れだったと言う事だ。

それなら今の状況は奇跡的な確率で最良と言えるだろう。


「それならアンの方はどうなってるんだ?マルチが言うには魂の波動に似ている部分があるって言ってたぞ。」

「彼女は私が地上で最後に産み落とした加具土という神です。私に火傷を負わせた事でイザナギが怒り、切り殺されただけでなくこの地からも追放されてしまいました。私はその後に黄泉に入ったので会いにも行けず、ずっと心配していましたがアナタのおかげで日本に戻って来れる様になりました。」


それはどちらの意味でだろうか。

俺が渡した上級蘇生薬・改のおかげで黄泉から出れる様になり、イザナギをボコボコにして言う事を聞かせられるようになったからだろうか。

それともヨーロッパの神がアンの願いを聞いてこの時代に転生させ、俺の許に来させたからだろうか。


「どちらだと思いますか?」

「後者という事にしておきます。」

「夢を持つのは大切な事ですよ。」


すなわち前者が正解と言う事か。

ただ偶然だけど他の神が管理している土地から1人の神を探し出すのは大変だろう。

その辺も含めて感謝されていると拡大解釈しておこう。


しかし、これであの3人の繋がりは理解できた。

ならどうしてそこで俺とアズサが出て来るのかが分からない。

そこもしっかりと説明してくれるんだろうな。


「それとアナタとアズサですが2人は私が黄泉に入ってから生まれた子供です。ですからそれを知っているのはスサノオと雷神達だけです。」

「まさかスサノオだけじゃなくエクレも知ってたのか!」

「スサノオは誰に似たのか嘘がとても上手なのです。」

「それはブーメラン『ギロ!』・・・いえ、きっとイザナギに似たんだろうな。」

「きっとそうですね。困ったものです。まあ、エクレは私に似て正直者なので何処かでボロを出すのではないかと心配していましたが、怠け癖が出たおかげでバレなかったようですね。」

「そうなるとエクレの怠け癖はイザナミから『ギロ!』・・・イザナギを見て悪い所を学んだんだと思います。」

「きっとそうですね。あの人にも困ったものです。」


もう要らない事を言うのは止めよう。

話が脱線するだけに留まらず、このままだと本当に殺されそうだ。


「それでどうして俺達が生まれたんだ?」

「そうですね。あれはイザナギが私を拒絶してしばらく後の事でした。」


なんだか回想に入ってしまったけど今は大人しく聞くとしよう。

重要な所で時間オーバーとか言われたくないからな。


「私はその事に悲しみ沢山の涙を流しました。それはいずれ川となり、黄泉を貫く大河へと・・・。」

「ちょ~っと待った!黄泉に川なんてなかったぞ!」

「今では枯れていますが昔はあったのです。その名残が地獄にもあるでしょう。」

「まさか三途の川か!?」

「そうです。昔は地獄と黄泉の境界が曖昧だったので今はあちらだけに残っています。」


この人はイザナギと一緒に日本列島を作ったのが本当なら川くらいは作れるよな。

今はそれで納得して話を続けてもらおう。


「話の腰を折って悪かったな。続きを頼む。」

「ええ。そして川の畔には大きな桃の木が立ち並び、それは美しい光景が広がりました。それを見て心を癒した私の為に鬼たちは頑張って桃の木を植えてくれたのです。」


あの桃の木にそんな背景があるとは思わなかった。


「そしてある日、その桃の木の一つに光り輝く桃の実が・・・。」

「ちょ~っと待った!」

「またですか?」

「まさかその桃からアズサが産まれたとか言わないよな!」

「その通りですよ。」

「それは何処のかぐや姫と桃太郎だよ!」

「現実は小説よりも奇なりと言うでしょう。それでは話を続けますが、もともと黄泉にある桃は私の『愛』と『希望』から生まれたものなのです。」


・・・何でイザナミが言うと愛と希望が欲望と聞こえてしまうのだろうか。

おっと!睨まれてるから無心無心・・・。


「それで、その愛と希望からどうやって生まれたんだ?」

「その川は私の涙から生まれています。ですから根を伝って涙が凝縮されアズサが生まれたのです。」


それでアズサはあんなに食へ拘っているのか。

黄泉では常に瘴気が満ちていて桃以外の食べ物は腐り果ててしまう。

きっとそういった思いも涙に含まれていたのだろう。

それに涙を流していた時のイザナミは純粋な愛を求めていたはずだ。

その思いも今のアズサにはしっかりと引き継がれている。


「それで、もろもろのツッコムべき所は省略してアズサが桃から生まれたとして、どうして地上に居るんだ?」

「黄泉ではあの子を幸せに出来ないからに決まっているでしょう。碌な食べ物も無く、居るのは鬼ばかりです。あの子が求めているモノは一つもないのです。」

「それで人間に転生をさせたのか。」

「そうです。ただ、邪神が現れ状況が変化しました。」

「どういう事だ。アズサは俺と出会って・・・まさか!」

「その通りです。私の方で転生先は選べませんが時期は変えられます。アナタの前に居た者達は全員が別人ですがそのパートナーだけは魂が同じ者達です。私はあの子がボルバディスに狙われる運命を変えようと色々と試しましたがどうしても変える事が出来ませんでした。」

「もしかしてアンタの計画はツクヨミを救うだけではなく、その陰で犠牲になるアズサを救うのが目的なのか!?」

「そうです。あの時から未来のこの時に至るまで、あの子を無事に守り抜く。その為にアナタが生まれたのですよ。」

「そこで俺に繋がるのか。」

「そうです。ただ、アナタは私の怒りと憎しみの象徴である膿から生まれました。ちょうど大量に余っていた為・・・。」

「人を廃品で作るんじゃねえ!」

「しかし知っての通りあの時の私には他に何も無かったのですよ。」


・・・確かに最初に見た時のイザナミは某ゲームのゾンビよりも酷い状態だった。

途中からは俺が渡したポーションとか万能薬とかである程度は戻っていたけど体中が膿んでいたので何処を使っても変わらなかっただろう。


「・・・話を続けてくれ。」

「それで奇跡が起きるよりも低い確立でアナタという存在が生まれました。まさか破壊の力と、劣化しているとはいえ想像の力を宿すとは思いませんでした。」

「それは色々な奴に言われるな。」

「それにアマテラスと一緒で妹大好きっ子になってしまって。」

「それも色々な奴に褒められるな。」

「ハ~・・・、感性は人それぞれですからね。アナタの中でずっと見ていましたから諦めましょう。それで、何か他に聞きたい事はありますか?」

「なら聞くけど、なんでこのタイミングで出てきたんだ?」


まさか冥途の土産なんてオチじゃないよな。


「その理由は簡単です。今話した子達には魂の最も深い場所に封印を施し神の力を封じているのです。」

「でも俺は半神になって神の力を使っているぞ。」

「半神に使えるのは神の力の表層だけです。アナタは神としての自分の力を1パーセントも使えていないのですよ。そして私はこの時の為にこうしてアナタの中に潜んでいたのです。それでは封印を解除しますよ。」

「いきなりだな。」

「もう時間がありませんからね。見てみなさい。アナタの肉体は完全に消滅しています。このままでは剥き出しの魂は一溜りもありませんよ。」

「何!」


言われて体に視線を落とすと既に細胞の一つも残ってはいなかった。

元々の目的はこの状態になる事だけど今の魂の状態でブレスを受ければ跡形もなく消え去ってしまうだろう。

それは即ち蘇生すら不可能になると言う事だ。


「なら早く封印を解除してくれないか。」

「それなら今の間に終了しています。」


そして視線を戻せばそこにはイザナミが手に剣の様な物を握っている。

しかし俺にそれを気にしている余裕は無く、魂の奥底から途轍もない力が噴き上がって来た。


「グアーーー!」


その痛みはレベルの壁を超える時を大きく凌駕し、肉体は無いのに四肢が引き裂かれるような痛みが全身へと駆け巡った。

しかも魂の強度が足りていないのかまるで俺の残っている全てを燃料代わりにしている様に激しく燃えながら小さくなっていく。

恐らくはあれが燃え尽きた時には本当の死が訪れるだろう。


「やはり今のアナタには神として覚醒するのは早過ぎたようですね。」

「グ!」

「まあ、その為に私が居るのですけど。私はこれより加護となってアナタの魂と同化します。言っておきますがこの報酬は高くつきますよ。」


するとイザナミは形を崩して青い炎となると燃え盛る俺の魂へと飛び込んだ。

そして激しく燃えていた魂が安定し、今も噴出している力を糧にして成長を始める。

しかし体に流れる様な痛みはそのままなのでそちらには耐えなければならない。

それでもブレスの中にある魂は消滅する事は無く、その形を次第に変え始めた。


「さあ、イメージしなさい。アナタの姿を。」

「あ、ああ!・・・今回は・・ちゃんと・・・覚えているさ。」


半神になった時は人間だった頃の姿を忘れてしまい悪魔王の姿から戻れなくなっていた。

しかし今の俺にはちゃんと記憶が揃っていて人に戻る事が出来る。


「・・・鼻と口が反対に付いてますよ。」

「おっと。これで良いか?」

「今後は自分の写真でも見てしっかりと顔を覚えておきなさい。それでは私はそろそろ消えますがアズサにもアナタと同じ様に私が付いていますから説明は不要です。」

「ああ、痛みも引いて来たからもう大丈夫だ。報酬については本人と話せば良いのか?」

「ええ、既にあちらも私の状態を感じ取って気付いています。近日中には戻って来るでしょう。それでは私の娘たちをお願いします。」

「言われなくてもそのつもりだ。」


するとそれ以降は声が聞こえなくなり俺の視界が元に戻った。

今も生身でブレスの中に居るけど体表で弾かれていて体までは届いていない。

そして手にはいつの間にかさっきまでイザナミが握っていた剣が握られ鋭い輝きを放っていた。


「これを使えって事か。」


鑑定すると黄泉に有るはずの天羽々斬の剣となっている。

もしかして俺の力を封じる為にずっと使われていて嘘の説明をされていたのかもしれない。

考えてみればこんな物が無くても獄卒の金棒があれば事足りるのでもっと考えるべきだった。

そして、これは以前に持っていたレプリカと同様に蛇に対して特攻の効果がある。

それは恐らく鱗ある者の意味でドラゴンにも有効なはずだ。

しかも以前は攻撃力3倍だったけど、オリジナルなだけあり10倍となっている。

それに神へと進化したおかげでスキルを使っていなくても能力が10倍まで上がっている。

既にそれだけで強化しなくてもステータスが1万を超え、全てのスキルを合わせると50万を軽く超えている。

そこに勇者の称号を合わせれば100万は確実に超えるだろう。

ここまで来るとどうやって周りに迷惑を掛けずに生きようかと頭が痛くなってくる。

まあ、ともかくこれで目の前の邪龍を倒すための目途が着いた。

俺は今も放たれているブレスに向かって剣を振り下ろすと真っ二つに切り裂いて見せる。


「なに!」

「ただいま。」


そしてブレスが切り裂かれている事に気付いたミルガストは攻撃を中断すると横に飛んで難を逃れた。

もしあのままだと飛ばした斬撃に沿って奴も一緒に切り裂かれていただろう。

そうなれば天羽々斬の剣と俺の破壊の力が合わさった効果で殺してしまっていたかもしれない。

そうなるとアズサからのお仕置きが待っているので流石にヤバかった。


「どういう事だ!さっきまでとまるで別人のようではないか!」

「ちょっと前の肉体を捨てて神へ進化したんだ。」

「何だと!?まさか貴様は亜神だったのか!」

「何を驚いているんだ?お前がさっき寄こして来た前座のトキトは俺と同じくらいに強かったぞ。」

「何を勘違いしているか知らんが奴の能力や武器はお前用に調整された物だ!それにあの者は気付いていなかったが我が加護を与えた事で神へと進化を果たしていたのだ!」


それであれだけの強さを持っていた訳か。

もしかすると今後もそういった対策をされて苦戦する可能性があるから頭の片隅で覚えておこう。


「それは良いとしてだ。俺の目的はお前の封印だ。出来れば大人しく捕まってくれないか。」

「・・・良かろう。」

「良いのかよ!」

「もともと我は大半の時間を寝て過ごしている。今回も300年ぶりの活動だからな。それくらいの間なら大人しく捕まっておいてやろう。」

「言っとくけど、その間は力をチュ~チュ~吸われて仲間のドラゴンは食用にされるぞ。」

「万を超えるドラゴンを全て殺しておきながら良く言うな。但し、暇になれば封印を自力で解いて暴れるからな。くれぐれも我を退屈させるなよ。」

「それは俺の子孫に任せるさ。」

「そうか。お前とやるよりは良い勝負になるかもしれんな。それで準備は出来ているのか?」


すると遠くからマルチがこちらに向かって来るのが見える。

転移を使わないのは警戒しているからだと思うけど、戦闘が行われていない事に気付くと俺の傍へと即座に現れた。


「マスター!」

「大丈夫だ。だから先にアイツを封印してくれ。」


マルチは珍しく表情を崩すと力一杯に抱き着いて来た。

どうやらかなり心配させてしまったようで首に回している腕が震えているのが伝わって来る。


「悪かったな。心配を掛けた。」

「アナタは本当に悪いマスターです。後でアズサに叱って貰わないといけません。」

「それは勘弁してくれないか。」

「ダメです。これは決定事項です。」


まあ、今回は本当に危なかったので叱られるくらいなら甘んじて受けよう。

出来れば金棒の刑だけは勘弁してほしいけどちょっと無理そうだ。

そして、しばらくマルチの頭を撫でながら落ち着くのを待っているとミルガストは待ちくたびれたのか欠伸をして眠り始めてしまった。

本人が言うには300年は寝ていたらしいので次に起きるのは何時になるか分からないな。

起こして機嫌を損ねられても面倒なのでこのまま封印してしまおう。


「そろそろ封印できそうか。」

「はい。封印プログラムを実行します。対象をミルガストに固定。同時にダンジョンを掌握します。・・・成功しました。核とされている女神の解放・・・成功しました。ミルガストを封印に組み込みダンジョンを維持します。・・・成功しました。」


そしてミルガストが光りの繭に包まれるとダンジョンへと吸い込まれ、代わりに中から1メートル程の赤い球が現れた。

それは俺達の前まで移動してくると表面に罅が入って砕け、中から一人の女性が姿を現した。

しかし意識はない様で膝を抱えた態勢のまま動く気配はない。

俺はその体を地面に落ちない様に受け止めるとそれをマルチへと差し出した。


「これが封印されていた女神か。」

「その様ですね。この人の対応は異界大使館にお願いしましょう。」

「その方が良いな。アマテラスに任せると何をやらかすか分からないからな。」


しかし今回の事が一段落した直後だというのに続けて問題が発生した。

そいつは空間を破壊して現れると俺を見下ろすように見詰めて来る。

どうやら立て続けとなるけど次の邪神がお出ましのようだ。

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