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第157話 俺は魔法の財布が変化したのを知った

「さてと。ひさしぶりに財布からお金を出すか」


世界一ソフトウエアの買収費や、タレントブックの開発費。

おもったより経費がかかる悠斗カンパニー。


まだパラジウムカードで運用している資金はある。


だけど。

だいぶ減ってしまったから、今日は1日お金出しの日にしよう。


麻布のタワーマンション最上階。

俺の部屋の寝室。


そこに隠し扉がある。


何もない壁にしか見えない部分に向けて、寝室のテレビに偽装したリモコンでパスコードを入力する。

すると音もなく壁がすっーと、開く。


そこには頑丈な金庫がある。

鍵を開けて、ダイアルを廻す。


重たい耐火扉が開く。


「ふう。いつもながら、緊張するな」


金庫には、たったひとつの財布。

この財布が俺の人生を変えたんだ。


財布を手に取った瞬間。

財布はまばゆい光に覆われた。


「な、なんだ?」


まばゆい光はしばらくすると消えて、そこには財布が残っていた。


ただ。

金色の財布があった。


「お前が落とした財布は、この金の財布ですか?」

「いえ、違います」

「それなら、この銀の財布ですか?」

「いえ、違います。黒くてボロくてお金がいくらでも出てくる財布です」


そんな女神様とのやりとりが発生した訳ではない。

なぜか、金色の豪華な財布がそこにはある。

大きさも二回りくらいは大きくなっている。


「おいおい、まさか、豪華だけど普通の財布になってしまったとか?」


俺はまさかって気持ちで金色の財布を開いた。


そこには100万円と2千円が入っている。

100万円を取り出す。


一度財布を閉める。


俺は祈るような気持ちで財布を再び、開けた。


そこにあったのは…。


うわっ、チート財布がぁーーーー。


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