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15 感想返信が大変なのに、感想返信がしたいという矛盾

 こんにちは!

 なろうのエッセイジャンルになんかいる水産加工食品のたらこですよ。


 最近すっかり寒くなりまし……暑いな⁉

 なにこの暑さ。


 すっかり長袖のシーズンになったかと思いきや、この暑さ。

 いったい令和ちゃんの気候変動調整はどうなってるんでしょうか?

 なにか変なことが続く世の中ですねー。


 それはそれとして、本題に移りましょうか。

 感想返信のお話です。


 感想返信ってすごく気を使いませんか?

 折角頂いた感想ですから、しっかりと考えながら返信をしたいと思っているので、返信を始める時はある程度は気合を入れるのです。


 それはもう、滝に打たれるように修行僧になったかのような心持で、気合いだ! 気合いだ! と自分に活を入れます。

 そうしてエネルギーに満ち溢れた想いで感想返信を書きますので、10件くらい返信するとめっちゃ疲れるんですよね。


 たらこはある程度、感想が溜まってから一気に返信するタイプなので、取り掛かるまでに時間がかかります。

 少しずつ増えていく感想。

 頂いた感想を読んでいる時はとっても楽しいのですが、返信をしようと決意するまでになかなか時間がかかる。

 たまった感想を一気に返信するにはそれなりにエネルギーが必要になるのです。


 でもまぁ、感想を読みながら返信の内容を考えるのって、実は結構楽しかったりします。

 特にエッセイだと、この人はこういう風に考えるんだなぁと、他の人の考えに触れながら、どういう返事を書こうか頭を悩ませるのは、すっごく幸せな時間だと思うのです。


 感想って筆者である自分自身へ向けられた言葉なので、感想を書いてくれるために使ってくれた時間って、とってもありがたいなぁって感じるのです。

 感謝の言葉もありません。


 なので、感想返信を終えると、また感想が欲しいなって思っちゃったりもします。

 返信にはエネルギーが必要になるし、時間もかかるしで、とっても大変なのにね。


 でも、ちょっと注意しなくちゃなぁと思うことが。

 それは感想をもらって、ありがとうの気持ちで一杯なのに、もっと、もっと、感想が欲しくなっちゃう気持ちが大きく膨らんでしまうことです。


 感想返信って妙な中毒性があるんですよねぇ。


 大量にたまった感想。

 気合を入れて一気に返信。

 内容もちゃんと考えながら書くので、エネルギーを持っていかれる。


 でも、終わった後の一仕事終えた感。

 なんとも言えない達成感があるのです。


 返信を終えてふと思うことは、もっと、もっと感想が欲しいということ。


 自分の書いたエッセイや小説に、沢山の感想が欲しい。

 もっと、もっと、返信がしたい。


 なんか……本末転倒になっちゃってる、たらこです。


 感想返信がしたいがために作品を書くのか。

 それとも作品を書きたいから書くのか。

 なんかだんだん分からなくなっちゃってるのです。


 こういう変化が自分に起きた理由はよく分かっています。

 SNSにはまってるからなんですね。


 SNSはコンスタントに人と繋がれるので、反応がすぐに返ってきます。


 たらこはお料理をするのですが、出来上がった料理の写真を投稿するだけで沢山のいいねが貰えるのです。

 これがまぁ……楽しくて。

 ちょっと褒められると調子に乗って、次も、次もとどんどん写真を投稿するのですが、必ずいいねが貰えます。


 気づいたらお料理をする人からもフォローされて、沢山のいいねが貰えるようになりました。

 最近はどんなふうに写真を取ったら見栄えが良くなるかとか、映えるお料理は何だろうかとか、色々と考えるようになりました。


 ……で、なんのために料理してんのって話です。


 誰かに写真を見せるために料理をしているのか。

 それとも自分が食べたいから料理をしているのか。

 なんだか分からなくなっちゃってるのです。


 しかも、たらこくちびる毛というユーザーアカウントは、あくまで創作アカなので、基本は小説についての宣伝とかをするアカウントなわけでして。

 料理ばっかりしてたら小説を書いてる人だと思われなくなっちゃうかもなんですね。


 あんまり深く考えすぎるのもよくないかもしれないですが、自分が何をしたくてここにいるのか、ちょっと立ち止まって振り返ってみた方がいいのかなと思いました。


 今の自分は何がしたいんですかね。

 小説を書きたいのか、それとも人からの反応を求めているのか。


 小説家になろうはSNSとしての側面が強いサイトなので、人と人との繋がりを求めるのは間違ってはいないと思うのです。


 でも……結局は小説を書くためにここにいるわけでして。

 当初は誰かに自作品を読んで欲しい一心で、エッセイジャンルに飛び込みました。

 それが今では反応が欲しくてエッセイを書いている自分がいます。


 感想返信はすごく楽しい。


 しかし、返信がしたいがためにエッセイを書くのは、ちょっと違うのかなと、たらこ自身がそう思い始めているのです。


 このエッセイ自体、返信がしたいなー、なにか書こうかなーという軽い気持ちで書き始めました。

 でも……タイトルと内容がかなり違ってきています。


 気づいたら、自分自身への戒めみたいな内容になってしまいました。


 ううむ……迷走してんな、たらこ。

 このままで本当に大丈夫か?


 不安になって来たので、書く予定もない小説のプロットでも組もうと思うのです。

 何か書いている時だけは不安が薄れるので。


 うわぁ、今日も頑張ろう。

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― 新着の感想 ―
[一言] 今更、だいぶ前の話に感想失礼しますm(_ _)m 感想返信していない身としては、疲れても感想返信しようとする人すげーなと思ってます(´˙꒳˙ `) なんだろう、難しいですよね、感謝の気持ちを…
[良い点] 感想返信が楽しいという気持ち、分かります。 もしかすると執筆している時以上に「今自分は作者なんだ」と感じられるひと時かもしれません。 そしてエネルギーを使うというのも分かります。 自分に…
[良い点] 感想返信に使うパワーは換算すると、とても膨大なエネルギーと時間を消費している気がします。 だもんで、なかなか返信出来ない。 返信ため込み常習犯な私なのに、感想は欲しいんですよ!!(>□<;…
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