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第四十九話 怪談

この話は本編とは関係ありません。

ちなみに作者の実話です。

読む人は飛び火しないように注意してください。

後ろに気を付けてください

夜になり彩さん、舞さん、ホロが部屋に訪れた。

目的を聞くと夏なので怪談話をしたいと言う事だった。


俺は了承して3人を部屋に入れた。

同い年位に肉体年齢が変化したからか妙に3人を意識してしまう。

実際三人とも可愛く、俺に好意を持ってくれていることには気づいている。

今までは年の差を言い訳にして気づかないふりをしてきたがそれも限界だろう。

しかし困った。

俺はモテたことがない。

そうして悩んでいると怪談が始まった。

まずはホロからのようだ。


「これはまだ私がただの犬だった頃のお話。

部屋はすでに暗くなっており、サトルさんは眠りについていたわ。

でも時計の針が深夜を指す頃にそれは現れたの。

それは戦国時代に出てくるような鎧を着てサトルさんの枕元に立ったわ。

でもね、その人足が途中からないの当然姿も透けていたわ。

でも暗い部屋なのにそいつの姿ははっきり見えるの。

そしてそいつは突然サトルさんを押さえつけたの。

サトルさんはベットに沈み込んで身動きが取れなくなったわ。

それに驚いてサトルさんも目を覚まし抵抗していたけど振りほどくことはできなかったの。

私はサトルさんを助けるために大きな声で吠えたわ。

でもそいつはしばらくサトルさんを押さえつけてから突然消えたの。

それ以降サトルさんはベットの近くに破魔矢を置くようになったわ。

そしてそれ以降はそいつは現れていないわ。

あれはいったい何だったのかしら。」


そこでホロの話は終わる。


「サトルさん、そんな事があったんですか?」

「ああ、あったよ今ではいい思い出かな。」

「そ、そうですか。」


「それじゃ、次は俺が行こうかな。」


「これは俺がまだ20代前半のころ、まだホロも家にいない時の話。

俺はパチンコ店でバイトをしていたんだ。

その日の朝はお客さんが少なくてね。

俺は一人で通路を回っていたんだ。

すると前からお客さんが歩いて来てね。

俺は避けて一礼したんだ。

ちなみにパチンコ店はお客さんとすれ違う時に横によけて一礼するんだけどね。

その時、妙な事に気づいた。

その向かって来てるお客さんの背格好がね、変なんだよ。

身長は140くらいで小柄でおかっぱ頭。

見た目は子供なんだ。

でもそういう人もいるからそこはいいんだけど。

恰好がね真っ赤に染まった着物なんだよ。

しかもほのかに光っててね。

とっさによけた時はいつの間にかそばに来てたからつい条件反射で動いてしまったんだよ。

そして顔を上げるとそこには誰もいない。

俺は左右を確認して今すれ違った人を探したんだ。

でね、記憶を振り返ってみておかしなところがたくさんあった事に気づいたんだ。

俺は「しまった」って思ったよ。人でない者に礼をしてしまったから。

それに気づいた途端。

{がしーーー}

背中を鷲掴みされるような鋭い痛みが走ったんだ。

俺は直感で思ったよ。

やばい、「祟られた」ってね。

それからは背中の痛みが取れなくてね。

何とかその日の仕事を終えて家に帰ろうとしたんだ。

そしてバイクに乗って帰ってるときに次のトラブルが起きたんだ。

信号が赤になったから止まろうとしたんだけどね。

バイクのブレーキが急に効かなくなってね。

危うく横から来た車にひかれるところだったんだ。

そして次の日も、その次の日も背中の痛みは取れないまま。

それで3日目の夜。

俺は突然目が覚めたんだ。

時計を見たら時刻は深夜の2時、すなわち丑三つ時。

俺はなぜか知らないけど

「お墓参りをしないといけない」

って脅迫されるような心境になったんだ。

そして線香と蝋燭をもって毎年行っている3か所のお墓に行った。

まずは俺の街で一番高い山の中腹にあるお墓に行ったんだ。

普通なら怖いはずなのに全然怖くない。

そして一つ目を参り終わって2つ目

そこは川の近くのお墓。

ただそこは古い場所でね、周りからなんだか足音が聞こえるんだ。

(タタタ)

(タタタ)てね。

少し怖かったけどそこは先祖代々のお墓だから。

そして参った後、上り階段の上を見ると2メートルを超える超大型犬がこちらをじっと眺めていたんだ。

今思えばあんな大きな犬が普通にいるのがおかしい気もするけど、その時の俺は怖くてそれどころじゃなかった。

その犬はいつまでもこちらをその光る2つの目で見つめてくる。

俺は少しづつ下がってそこを離れた。

その犬は追ってこなかったようでほっとしたよ。

そして最後のお墓、そこは山の奥にあるお墓なんだけど車で行けるから簡単についた。

どれ位奥かというと道を普通にイノシシが歩いてたよ。

そして、そこのお墓で手を合わせて拝んだらね。

背中の痛いのが消えたんだよ。

なんだか、(すーーー)って消えるみたいにね。

俺はその時から毎年、墓参りは欠かさず行くようにしてる。」


そこでサトルの話は終わった。


「サトルさん・・・、それホント?」

「当然じゃないか。嘘行ってもつまらないだろ。」

「ソウデスカ。」

「実は俺、こういうことが昔から時々あるんだ。だからみんなこれが普通なんだって二十歳前まで思っててね。周りに確認して初めてこれが異常なんだって知ったよ。」

「普通はないですよね。」

「そうらしいね。」


そして夜も遅くなってきたため怪談話はお開きになった。


そしてその夜は

彩さんはスノーと

舞さんはリーフと

スノーはサトルの布団に忍び込み、その夜を過ごした。


これ実話ですがこれくらいの体験、誰だってしてますよね。

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