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ぼくできみの
ぼくできみのまえにあるものは
はたしてらくえんへのなだらかなみち
それともえんえんとつづくいばらのみち
そのりょうほうがこんざいとするなかをひたすらに
わけのわからないしょうどうにつきうごかされながらあるいていた
あたりにはおんなじようにあるくひとひとひとのむれ
でもすこおしずつちがうのはほはばとみてるさきとそのひょうじょうだったよう
えがおまんめんのがあったり
ぎゅっとまんなかによったのも
こうこつとしためのおくにあるあきらめとこうきしん
やるせないおもいとあついじょうねつとひえたあわだらけのいまがあって
まぶしかったんだ
まっくらだったんだ
どっちもあってどっちでもない
そんなみちをいまもあるいている
とおくにやるめでみえてくるかな
ぼくできみのゆくさきたどりつくとこ
あったかいくうきと
やさしいちからと
まえむくきもち
それだけがぼくできみだよね




