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アラサーの俺に毎夜「恨めしや~」と呪いにくる異国の女性のお化けは実は女神様で、俺に巨大ロボを授けてくれました!  作者: かず斉入道


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第55話 浄化後は? (1)

「ふぅ」、「ああ、美味い~! 余は満足じゃ~!」と。


 戦後……。楼蘭妃と麗蘭妃の親子……。


 そう要するに俺は婿養子でも何でも無く、よくあるファンタジー物語の主人公さま(ヒーローさま)や勇者さま、魔王さま、竜神さま、阿神さまと同じでね。


 楼蘭妃の元夫であり前王の《《竜子栄》》の転生者と言う奴……。


 まあ、よくあるアラサー男だったみたいでね、全宰相の韓黄からストーカーに遭い、親子共々殺され、参の国も無茶苦茶にされ、この世界共々死の世界……。《《霊子の世界》》へとした韓黄丞相……。


 しかし死の世界で奴自身も長くは生きていくことも出来ずに一族共々最終的には消滅……。


 本来は無の世界……。何もない世界のはずが韓黄の楼蘭妃や麗蘭妃への執着心……。



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