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第41話 三神合体!(8)
俺が二人……。楼蘭妃と麗蘭妃のお腹にいる俺の子供の身の上が心配で、心配で仕方が無く……。
俺は下を向いて『メソメソ』、『シクシク』としているとダイアクロンQメインAIさんがクスクスと笑いながら俺へとごく当たり前なことを尋ねてきた。
「あっ!」
俺はダイアロンQのメインAIさんの言葉を聞き、驚嘆すれば。
「た、確かに……。ダイアロンさんの言う通りだ……。楼蘭妃と麗蘭妃も自分が妊娠中だと、俺が尋ねた訳でもないのに、自分たちの口から俺へと告げ、恨めしや~! 責任をとれ~! とはやし立ててきた訳だから、今から戦と言うか? 今後《《参の国》》の国民を守るために韓黄だけではなく、色々な邪悪と対峙して闘うわけだから。先ほどの電気ショックで流産や子供……。そして自分が他界するようならば、ダイアロンQ2号機や3号機に搭乗したりしないよね!」




