第182話 いけそうです!(2)
「そうか! じゃ! 俺が生前、ロボットアニメヲタクでよかったな!」と。
俺は自分の妃たちへと告げると。
「よ~し! じゃ、ダイアロンQとアルトミラAの二人は、今から姉妹仲良く合体! ガッタイガー! だ」と。
俺は二人へと下知をだせば。
「はい」
「は~い」と。
姉妹でも性格が違うと言うか? 《《自立AI》》のためか? 本当に姉妹なのか? と俺が思う二人が自分たちの個性をだしながら、俺に返事を返せば。
「あの?」
「陛下?」
「私もアルトミラAも」
「陛下にガッタイガー! しろと指示を出されても」
「どのように」
「まあ、合体したら」
「いいか」
「わかりません?」と。
二人が姉妹仲良く首を傾げるから。
「あっ! そうだった!」と。
俺は、ああ、大事なことを忘れていたよ! と思いつつ手を叩けば。
「糞が~!」
「何が合体だ……」
「そんなことを冥の皇帝である、この儂が許すと思うか?」
「貴様等~~~!」と。
昭和のロボットアニメの適役が死ぬ……。破壊される……。あの世へといく……。
まあ、時の適役のテンプレ台詞を元冥の皇帝陛下の爺が「ぜぃ、ぜぃ、ぜぃ」と荒い息遣いをしながら。
それも地面でのたうち回っていた、自分の身体を起こしつつ不満を漏らしてきたけれど。
「──煩い! 黙れ! 爺!」と俺が罵声を吐けば。
「──ダイアロンQ~、レ~ルガン! 発射~!」と叫び、下知をだし。
爺は煩い! もう少し地面に転がり、寝ていろと俺は老人に優しい介護の気持ちでダイアロンQへと下知をだせば。
「……ダイアロンQ……。レールガン発射します……」
俺のダイアロンQはお約束通りの台詞を告げてくれたから。
「うぎゃぁあああああああああああああああっ!」
「ぎゃぁあああああああああああああああっ!」




