第181話 いけそうです!(1)
ピン! ポン! パン! と俺がダイアロンQの胎内コクピットのタッチパネルへと【合体可能か?】と打ち込み。
ダイアロンQとアルトミラAの二人はガッタイガー! が可能なのか? とAIへと尋ねると。
360度立体パネルに《《可能です》》! 《《可能です》》! と赤文字で表示された。
だから俺の口から自然と。
「うぉっしゃぁ~! やりぃ~!」と声が漏れ。
俺の両腕の方も自然とガッツポーズを決めてしまうぐらい。
俺は「やった! やった!」と興奮し歓喜するけれど。
「へぇ~」
「そうなのですか~?」
「それはしりませんでしたね……」
楼蘭妃も麗蘭妃も楊氏妃も俺のように感情豊か……。己の身体全体を使用して喜びを表すわけではなく、他国のAI戦妃ロボットなのに合体できることの方が不思議みたいでね。
だからアルトミラAもダイアロンQへと。
「ダイアロンQ、貴女は私達が合体できることを知っていましたか?」と尋ねるだけだから。
「……いいえ、私、ダイアロンQも貴女と合体できることなんてしりませんでした……。多分のこの合体の件は、異世界から皇帝陛下さまがこられなければ、一生気がつかずに終わった物件のような気がしますが……」
ダイアロンQもいつもの棒読み……淡々とした口調でアルトミラAへと言葉を返すのみだから。
「そうですね」
ダイアロンQよりも感情豊かなアルトミラAの方も、アイツが無感情……。無反応だから……。
まあ、これと言った言葉も返さず二人の会話は終焉を迎えるけれど。
ガキの頃からロボットヲタクだった俺の胸の高鳴り……。感動……。歓喜! 歓声は! まあ、まだ終わらないから。




