第166話 な、何だと!(3)
「それは仕方がない……」
「致し方がない……」
「あなたさま~、チュ~」
「お母さまばかり~、陛下の唇と舌を奪ってずるいです~! じゃわらわは、《《こちら》》いだだきます~(パクリ!)」
……ん? お、おい! 二人共辞めなさい……。この緊迫している最中に、それはないだろう~? と。
そうダイアロンQの一撃! 必殺の技! 軒轅剣による《《サ〇ダーブレイク》》で、元冥の皇帝陛下の爺を一刀両断できなかったことで、俺とダイアロンQの二人は動揺しているのに。
楼蘭妃と麗蘭妃の二人は、その件に関して素知らぬ振り……。気にもした様子もないから。
ちょっと君たち今は辞めてくれないか?
俺とダイアロンQと四人で今後のこと……。
あの変態爺をどう対処するかを家族四人……じゃないか……。楊氏妃とアルトミラAも交えて六人家族で話し合い、相談をしようよ……。
特に麗蘭……。そこ咥えたらダメ……。俺がいつ果てるかわからないから、集中ができなよ……。
俺が自分の身体をまた火照らせ、息遣いあらく……。
でも小声で麗蘭のことをメッ! と叱れば。
「あなたさま~、ダイアロンQサ〇ダーブレイクの各攻撃は確かに光り輝きますが、あれは敵の視力を奪うために光り輝くだけで、サ〇ダーブレイクは基本物理攻撃なので、あの変態爺の妖魔に効果がないのは当たり前のことです~」
「えっ! うそ?」
「うそではございません~、朕が言っていることは真のことでございます~」
「そうなのか~?」
「そうでございますよ~、あなたさま~、うっ、ふん」と。




